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【おすすめ小説】新 謎解きはディナーのあとで 楽しくて愉快なミステリー

「新 謎解きはディナーのあとで」はどんな小説?

東川篤哉さん著書「新 謎解きはディナーのあとで」は、執事探偵×令嬢刑事の軽快なミステリーです。


本屋大賞第1位&ベストセラーシリーズの国民的ユーモアミステリ、待望の新章スタート!!
宝生麗子の後輩に天然キャラの新米刑事・若宮愛里が加わり、警視庁に栄転した風祭警部は大きなミスを犯して国立署に舞い戻り、新たなメンバーで難事件に挑むが――!?
                                ❝

「新 謎解きはディナーのあとで」解説より

どうも、読書大好き、Webライターのサダと申します。私は、年間読書数120冊に到達するほど読書が大好きです。

最近note更新が滞りがちなので、頑張って投稿していきます ^^;

そんな数多くの本を読破してきた私が、「これは面白い!」と思った書籍を紹介する、読書記録を兼ねた記事となっています。

今回は、東川篤哉さん著書、「新 謎解きはディナーのあとで」の読書感想です。

この小説は、ドラマや映画でお馴染みかと思いますが、櫻井翔さん扮する執事探偵と北川景子さんの令嬢刑事が、数々の巻き起こる事件を解決に導くユーモアミステリです。

シリーズ化されていて、謎解きはディナーのあとで1・2・3ときて、今回解説する「新 謎解きはディナーのあとで」と続いています。

つまり、大人気のシリーズというわけですね!

そんな東川篤哉さん著書「新 謎解きはディナーのあとで」の見どころを紹介していきます。

ポイント1 登場キャラクターの掛け合いがとにかく楽しい

令嬢刑事である宝生麗子、その執事である探偵役の影山、麗子の上司の風祭警部、そして今回新たに加わった麗子の後輩、新米刑事の若宮愛里。
個性豊かな登場人物たちのやり取りを、読んでいるだけで楽しくなります。

影山は執事でありながら、ことあるごとに麗子を軽くディスります。
あからさまではなくて軽くってところがポイントですね。
よくよく考えたらそれってバカにしてるよね、って感じです。

そして風祭警部は自尊心がとても強くて、ナルシスト?超ポジティブ?
推理は外れるのに、とにかく自身満々に振る舞います。

その様子に麗子は呆れ返っています。
愛のある?ツッコミを心のなかで繰り広げているのです。

そこに新人刑事の若宮愛里があまり深く考えない感じで便乗して、カオスになったりしますが、それぞれの掛け合いがとにかく楽しい。読んでいてニヤニヤしてしまいます。

ポイント2 執事の暴言が待ち遠しくなる

執事である影山は、麗子から事件の状況などを聞いて、推理の末に事件の真相を解き明かします。

その際に、必ずと言っていいほど麗子に暴言を吐きます、

例を挙げると、「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でいらっしゃいますか?」ってな具合です。言葉遣いは丁寧なんですが、完全にバカにしてますよね(笑)

当然、麗子は激怒するのですが、事件の真相を知りたいので、影山の言うことを聞かざるを得ません。

つまり、影山が麗子に暴言を吐くときは、事件の真相が解明したということです。

これは定番のパターンなので、いつの間にか楽しみにしながら読んでいる自分がいました。

ポイント3 ミステリとしても楽しい

これは当然なんですが、しっかりとしたミステリ小説なので推理小説好きも楽しめる1冊となっています。

ただ、これだけ魅力的な登場人物たちのやり取りが楽しめる上に、ミステリとしても面白い。2倍楽しめたようなお得感があります。

それに、全5編となっていて、短編集のような感じでサクッと読めるのもいいですね。

まとめ

東川篤哉さん著書「新 謎解きはディナーのあとで」は、執事探偵×令嬢刑事の軽快なミステリーです。

ちなみに続編の「新 謎解きはディナーのあとで 2」も連載されているようなので、書籍化が楽しみです。

読んでいてとても楽しい気持ちになれる1冊なので、興味があればぜひ手に取ってみてください。

読む場合は、順番通りに 1,2、3、新 の順で読み進めるのがオススメです。


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