パラレルキャリアしてる話
パラレルキャリアという言葉、2年前くらいから聞き始めた感じがします。久しぶりに、仕事中この言葉を聞いて、なんとなく知ってるようで、ちゃんと理解していない言葉だなぁと思い、改めてパラレルキャリアについて調べてみました。
パラレルキャリアとは？
パラレルキャリアとは？と調べたところ下記のような記載でした。
パラレルキャリアは、オーストリア人経営学者のピーター・ファーディナンド・ドラッカーによって提唱された言葉で、本業を持ちながら、第二の活動をすること。第二の活動には明確な定義はなく、別の企業への就職や自営業、ボランティア活動のような社会貢献など、収入を目的としないさまざまな場所での活動を指しています。
「複業」と表すこともあるように、個々の仕事をメイン・サブに分けず、どちらも同じ比重で取り組むケースもあります。
・キャリアの開拓が主な目的
・本業とまったく関係のない仕事もあり
・複数のキャリアを同じ比重で持つのもあり
どうやら、複数のキャリアを「同じ比重で」というところがポイントになるようです。
検索していると、占い師とグラフィックデザイナーのパラレルキャリアや、フォトグラファーとカスタマーサクセス、保育士とタレントなど、え？それほんとに24時間でやってる？と思うようなパラレルキャリアを実現している方がたくさんいらっしゃるようでした。すごすぎ。
わたし絶対無理じゃない？いまのマーケティングの仕事に加えて、同じ比重で別の仕事は想像できない…
…
おや？
わたしも「母親」っていう複業してるくない？
間違いなく仕事と同じ（か、それ以上）の比重でわたしの物理的・精神的面積を占めている「母親」業。これってパラレルキャリアだよね。
母親業の仕事内容
母親業の仕事内容は多岐にわたります。そしてそれは各会社=家庭の経営方針に応じて、幅も深さもかわります。
わが家の場合、求人票に書くならこんな感じ。
（書いてて気づいたけれども、求める人物像って+αな理想が入りますね。企業の求人もそんな感じ？）
業務内容
（朝・夜ごはん・おやつの）プレゼン準備、プレゼン、実行、振り返り、実行後の整理整頓
年少者のタイムマネジメントフォロー・タスクフォロー・送迎
チームのスケジューリング・リマインド
備品の管理・ラベリング・補充
チームメンバーのリフレッシュ時間の確保・準備・実行・実行後の後片付負け（お風呂）
土日イベントのリサーチ・プレゼン・当日のイベント前準備・イベント参加・イベント会場への送迎
被服のメンテナンス（洗濯・アイロンがけ）
環境整備（掃除・ゴミ捨て・水道・ガスの点検・インターネット接続関係）
年間事業計画=旅行などのイベントの計画に基づいた収支予算書の作成
収支計算書の作成、キャッシュフローの管理・月度決算発表
主にコーポレート業務（総務・経理）の比重が大きいです。
労働組合における業務もお願いすることがあります。
得られるスキル
チームメンバーのモチベーションマネジメント能力
タイムマネジメント能力
収支計算能力
リスクマネジメント能力
4Sスキル
年少者とのコミュニケーションスキル
求める人物像
自主的にタスクを見つけ出して実行できる方
チームメンバーが、パフォーマンスをあげるためにサービスするという、奉仕精神がある方
自身のアンガーマネジメントが得意な方
チームメンバーと協力して業務を遂行できる方
仕事のやりがい
チームメンバーが笑顔でいきいきと過ごしているようすをみることで、自身も幸せな気持ちになります。
年少者の成長を近くで感じることができます。
イベントごとも含め、チームで1つのことを成し遂げたときの達成感はなにものにも変えられません。
一緒に過ごす時間は、何にも変えられないかけがえのない時間だと、メンバー全員が思っているチームです。お互い支え合い成長し合うことができます。
母親業はキャリアとして認定されるか？
結論、キャリアとして認定しちゃってもいいんじゃないの？というのが所感です🙌
マーケティング業務も母親業も、共通していることは、仕事を通して精神的にもスキル的にも自己成長できるという点です。どちらにおいても、日々工夫しながら、思い描くゴールに向けて、丁寧に業務を行っています。
パラレルキャリア=母親業で得られたスキルは、もうひとつの仕事でも活かせるはず。
ここの繋がりについて、明日からは意識しながら過ごしてみようと思います。
…そう思うと、職務経歴書に「母親業（5年目）」って書けちゃうな、と思ったり。
実際に書いて応募してきてくれる人いたら、私だったら興味津々で聞いてしまうな。（人事ではないからそんな機会ありませんが。）
パラレルキャリア遂行中のみなさん、おつかれさまです！！
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