コトバの余韻がもたらす体感
新しいコトバを生み出す
漢字と漢字を組みわ合わせて新しいコトバを作る
という課題が学校から出ている。
例えば
耳+音=イヤホン
雨+青=しっとり
といった要領だ。
上記の例はいまいちな回答。パッと見思いつかないような
飛躍的な表現を目指して毎日頭をひねっている。
課題はひとつ目の漢字が指定されているので一層難しい。
生み出すプロセス
回答に対して先生が赤を入れてくださる。
それを咀嚼しまた考えて回答を送る。
時にクラスを越えていわゆる学年主任の先生や統括の先生が
ヒントをくださることもある。
過去の模範解答を元に、どういうプロセスを経てそのコトバが
模範とされたのかを自分なりに考えてみたりもしている。
コトバを放ったあとに残る余白を感じたい
様々な視点から考えていくうちに
どんな回答が人の心に残るのかがなんとなく見えてきた。
コトバを読んだあとにカラダに余韻が残るコトバ。
私はそこに注目している。
冒頭でイヤホンとしっとりの例を挙げた。
イヤホンは物質。
しっとりは身体的な感覚。
どちらが正解不正解というわけではなくて
コトバとは発する人の命であると私が思っていることから後者を深めていきたいと思い、これまで前者で考えがちだった回答を後者の考え方によせはじめた。
すると、感情のコトバとカラダの連動性が一層おもしろくなってきた。
長くなりそうなので読みやすいようここで区切りを。
後日の別記事に続く。
▼たてものと暮らしのエッセイです▼
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