コトバを学ぶ-4
出来事ばかり話して感情に行きつかない
翌日。
パソコンに向かい、録音アプリを立ち上げる。
昨日のさとしさんとの対話を思い出しながら
今まで自分がため込んだことを声に出す。
今後の人生をどうするか
についてを話すつもりが
特定の人との関わりのことばかり話している。
どんなことがあって
そこから何をして
どうしてそうなって
…
そういう「出来事」をいつまでもなぞっていて
なかなか自分の感情に行きつかない。
それでもひたすら声に出す。
「ぼくたちは」に秘めたつながりと温かさ
ふと流れの中で
昨日さとしさんが口にしたことを
私も口にしてみた。
「ぼくたちは怒りに魂がのっている。
だからそれを押し込めたら弱ってしまうんだよね」
ぼくたちは。
ぼくたちは。
そっか。
ひとりじゃないんだ。
そっか。
私もしかして
孤独を感じていたのかな。
ぼくたちは。
腹が熱くなり元気が湧いてくる。
そういえば今までもさとしさんと話すと
笑って元気が湧いてきていたことを思いだした。
命を吹き込む
声の録音は2時間に及んだ。
去年の対人関係の中で押し込んでいたままでいた腹立たしさや不満の声、願いを少しずつ取り出せた。
この音源の中には私の命ともいえる「気持ち」が吹き込まれている。
自分に対して誠実なコトバ
「耳障りの良いコトバよりも
着飾らないコトバを聞くと安心する…。」
と思う人はぜひさとしさんのブログをご覧ください。
私的な体験やそこから感じたことについて
誠実に丁寧に辿られている様子がときに垣間見られます。
▼筆文字×コラージュの制作風景です▼
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