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カラダとココロにゆとりを作るーヨガ×NVC-(後編)

前回の続き

ハートに問う

聞きあうワークの後、ハートを意識した呼吸をする。
鼻から吸って鼻から吐いて。
何度か呼吸をしたあとミカさんがみんなに言う。

「いま知りたいことはなんですか?
自分のハートに問いかけてみてください」

問いかけながら呼吸する。
すると突然私のアタマの中に「真実」というコトバが降ってきた。
そこから数珠繋ぎのように
「町の人たちの安心を知りたい」
「ひとりひとりが安心できる町であってほしい」
という願いのようなニーズが湧き出た。

なによりも大切なこと

そっかそっかと自分のニーズを俯瞰する。
しかしなんだかちいさな違和感を感じた。

アタマは先へと進んでいる。
カラダの半分も歩き出そうとしている。
しかしカラダのもう半分はこの場から動き出そうとしない。
駄々をこねた子どものように留まっている。

そうだ。
「今の気持ち」に意識を向けていなかった。


私は気持ちに気づくことが苦手でニーズが先行しやすい。
いまの自分の気持ちをスルーしてしまう。

ちゃんと戻って、気づいて、感じたい。

行き過ぎたカラダを戻して気持ちに寄り添うと
私は安心と感謝を感じていた。

まずは自分を満たすこと

先日から「私自身」安心したいと思っていた。
しかし昨日、寄り添いながら話を聞いてもらえたことで
安心感が満たされたことでココロに余裕ができて
「町の人」への安心感に思いを馳せるという変化が起きた。

一段飛びの貢献よりもまず自分を満たすこと。
すると自ずから周りを労わる気持ちが生まれる。
それはもはや常識的なことかもしれないけれど
私はカラダを通しての理解はまだまだだ。

返ってきたのは優しさだった

このあと私は問題(前の記事の冒頭参照)の被害者に
メールを送った。
自分の中から生まれている、安心を願う気持ちを込めて。

その日のうちに返信が来た。

そこには前回の記事に書いたような攻撃的な色はなく
優しきコトバが綴られていた。

▼たてものと暮らしのエッセイです▼

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