声をきく
頭の声
心の声
腹の声
すべてが異なると感じるときは
どれを採用しようか迷う。
そもそもどれが本当に心の声なのか
実際のところわからない。
全ては「空」だと言われるように
全ては幻想であり現実でもある。
だから正解なんてないのだろう。
それでも自分にとっての正解に触れたいと
人は自分なりの道を道を歩く。
ペースやスペースを度外視して
周りの声を基準にし続け生きてきたら
自分にとってのちょうどよさなどわからなくもなるもんだ。
NVCの仲間たちとトレーニングで声を聴きあい
ようやく内部を言語化できた。
その言葉を、本来伝えたかった人に伝えた。
緊張しながら、震えながら。
すると相手はその言葉に差し掛かり一呼吸置いたころ
私の中に別の感覚が生まれた。
もやもやとした灰色の雲が見えている。
自分の中になにかが立ち上がる。
奥行きを帯びた立体感。
私の中にいろいろな声が重なる。
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