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カラダは過去を忘れない

zoomでエクササイズをするグループを友人が立ち上げ
毎週1回集まっていろいろなエクササイズを行っている。

グループ発案者の友人はかつて空手の指導者だった。
昨日は友人指導のもと空手の型をやった。

肩の力が緩み、腹に力が入る。
目の前の仮想の相手に技を仕掛ける。
型を繰り広げいているうちにふと懐かしさを感じた。
その根源はどこだと考えながら動いていたら
10年ほど前に習っていたボクササイズやボクシングのスパーリングを
カラダがまだ覚えていたんだということに気がついた。

エクササイズが終わり解散した後
Youtubeでボクササイズの動画を探すと
…あるわあるわ。どっさり出てきた。
とりあえず一番上に出てきた動画をまねしてやってみよう。

画面越しに写るのはポニーテールで筋肉質の女性。
見るだけで思わず腹に力が入る。
ジャブ、ストレート、フック、アッパーなど
音に合わせて繰りなしていく。

目の前の仮想の相手を攻めながら
自分のカラダに意識が向かう。
後ろに引いているほうの足から前へ出しているほうの足へと
重心の移動を感じて。
体重を腰に乗せて。
すぐにガードして。
10年ほど前の馴染みの感覚に再開して元気が出てくる。

ボクシングの型を身にするために
夜勤1週間昼勤2週間のローテシフトの中
昼夜問わず稽古に取り組んでいたかつての自分を俯瞰して
一生懸命生きてたんだとねぎらった。

それにしてもカラダはすごい。
夢中でやったことは時を重ねても覚えているんだな。

せっかく覚えているのならどんなことで今を満たそうか?

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