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意識の矛先に気づくということ

アタマの中のカーソルが今に留まらない。
気持ちをせき止める事柄に意識が向く。
カラダは今を生きているのに脳内は過去や未来を生きている。
だからかエネルギーが過度に消耗する。

そういえば最近、睡眠の質がまた落ちた。
睡眠障害で1年間治療をしたことがあるのだけど
今もその時のように夜中意識が起きている。
加えて度々体ごと起きあがる毎日。

日中のエネルギー消耗量に対して
良質な睡眠時間が必要なのかもしれない。

…という一連の頭の動きを
瞑想しながら観察している。

落ち着いているようで落ち着いていない。
平和そうに見えて荒々しい。
今朝の瞑想レッスンはそんな時間だった。
いや今朝だけではない。
ここ1週間はそんな状態だった。


レッスンの後、先生に相談をしてみた。
最近意識があちこにち行ってしまうんですと。
すると先生はこう答えてくださった。

「あちこちに気が動くと気づいているのは
今に留まる心地よさを知ったから。

24時間、意識のありかに気づかず生きていることだって
たくさんある中で、気づけるってすごいこと。
だから
気づけたんだね、よしよしって
自分を労わってあげよう。」

思わずあぁーとため息が漏れた。

わりと心や環境が平和な中レッスンを続けてきたおかげで
心地よさがどういうものなのか、
私にとっての平和とはどんな状態か、が
カラダの感覚を通して掴めつつあったのかもしれない。

だからこそ意識の矛先に気づけた。
(これは瞑想だけの効果ではなくて
今通っているオンラインの学校の恩恵もある)

一定のトレーニングを長きにわたって淡々と
やることでカラダが覚えてはじめて応用がきく。

だから一定の長いスパンで
私の中の平和がどんな状態なのかを意識的に味わう時間を持ちたい。

私は2週間後から暮らしの動き方がうんと変わる可能性がある。
しかし変わらないかもしれない。
先が見えるのはおそらく直前。
あまりにも不明確な中にいる今、
優先すべきは自分なりの平和を知ること。

内側の平和を知らなければ
外側に平和を作ることなどできないだろう。

まずは自分を知る取り組みを。

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