フリーランスの不安ごこち

いわゆるフリーランスになって3年半以上が経とうとしています。

なんでフリーになったの？

よく聞かれますが
１つは子会社として自分が手掛けてた事業で売り上げを立てるのが難しくなったことと、仕事は嫌いじゃないんだけど会社員がそもそも無理ぽという２点につきます。

手掛けてた事業＝アプリのリリースがbanされて以来、何の事業で身を立てるかもやもやし、そのままあるメディアのディレクターを始めたのがきっかけです。これにより収入も一応暮らせるレベルになりました。

あと自分は幼少期から注意欠陥多動性障害持ちで、不注意、多動、衝動のどれも見事に当てはまり、毎日決められた時間に決められた場所に行くことが苦痛そのものだったりします。同じ場所にじっと座ってることも辛いです。
もともと高度経済成長期以前の日本はそんなことしてなかったわけで、ただ順応性が低いだけ感もありますが。
そこでさらに内外的なストレスがかかると、私の場合、眠れなくなったり、中途覚醒したり、眠りが浅かったり、頭から何も入ってこなくなり睡眠や集中力に多大な影響が出ます。仕事は好きなんだけど、働く日時に柔軟さが欲しいのです…
さらに言えばルールで縛られるのも嫌いだし、目標設定も会社の中じゃなくて自分の中でしたいしコントロールできないエコシステムの中に置かれるのがやっぱりダメで。
とにかくもう適応できないダメ人間だから、なんですよね。

ここが辛いね　個人事業

だからこそ、常駐じゃなく自分で稼働調整でき、リソースでなく1メンバーとして内部に意見をいうこともできて、安定したキャッシュも確保できて人にも振れるような都合のいい案件を自らどんどん増やしていかなければいけないのだけれど、己の体が一つしかないこともあり、どれを取るか、取らないか、いつ手放すか、手放さないか、どこにアピールするか
常に何股もかけながら駆け引きをしていくような状況に追われているようなもの。なかなか落ち着けないのです。
やっぱり逃した魚は大きかったかーとか、こっちのが向いてたかもなと思うことはたくさんあります。その判断が今、結構難しい。

「仕事になるかも」話に期待して失望したり、外注と連絡がつかなくなったり、突然契約が終わったりすることもありますし、とにかく心身共忙しいし状況は常に変わるものです。
それが楽しくもあり、また、辛いところでもあります。

結論。お金を貯めよう

今更ですが会社員のオイシイところは、やっぱり定期的にキャッシュが入ってくるところではないでしょうか。正社員なんか同じ仕事してるのになぜかボーナスという棚ぼた的なお小遣いがあり、高額商品をどーんと買ってしまうこともできるところかな。（批判ではなくむしろ正社員の面接なんか到底突破できない私には、心から羨ましすぎるんだ。）

今突然ボーナルが入ったり、ちまたに出ている週3・70万です。週4・100万です。みたいな常駐案件が入ったなら
これまでの私なら喜んで贅沢をしてしまっているでしょう笑

しかし、定常的な収入が減ってやっぱり思うのは超当たり前だけど収入（売上）が増えても、支出は増やしちゃいけないってことですね。
今年の売上は来年の税金。いつ仕事なくなるやもしれなくても変な案件を掴まなくても済むようにはしたい。

いざ駆け引きの時も、お金に不安があるとどうしても交渉の立場が弱くなるし、
お金を尺度に案件を考えると、結果的にあまり良くないことが多いなと強く感じています。

浪費をやめよ、お金を貯めよう。

生きづらいけど、一応生きてます。