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こちらも誰もが知ってる糸井重里さんの名作コピー。

想像力という、形のない、魅力的でコンセプチュアルなものと
数百円という、リアリティに満ちた、身近なものの
美しい対比
相反するものを並べるコピーの模範中の模範だと思います。

文庫本という商品から翻訳すれば、「数百円で想像力が買える」ってことなのですが、「と」って絶妙に接続詞を使うところに私は糸井さんの絶妙なセンスを感じます。

↑「日本のベストコピー500」から拾ったけど、ネットでみつからなかった
この書き方、ショルダーコピーともいうらしいのですが、昔ヘーベルハウスかなんかでみたなぁ

昭和59年はバブルまもなくというところ。
今でも名前をきくようなヒット商品や、名曲が生まれた時代でもあるようです。そんな中でこそ「想像力」という言葉は、明るい未来向きにお誂え向きの言葉だったに違いありません。

数百円というリアリティからいうと、how to sayは関心情報提供型ですかね。

図解でコミュニケーションを変えることをミッションにここ3年くらい活動