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最も難しいのは、自分を演じること

初対面でおとなしそうに見られる、人の印象に残りにくい
気づけば何年もこの問題に悩まされています。
全然そのつもりがないのに緊張してると思われたりね。

確かに(酔った時以外は)自分からガツガツ喋るタイプではなく
話すのが得意かと言われればそれは否って答えます。

初めてはっきり自覚したのは大学1年の時。

大学で女子サッカー部だった私は、先輩と構内で話し込んでいたのですが
そこで男性に見初められて紹介してくれって話になったのです。
で、いざ食事に行ったのはいいけども
「ヤベー 盛り上がらない 間が持たない」
みたいになって始終テンパり、その後速攻で蔦屋書店に駆け込んで話し方本を延々見続けたのを今でも覚えています。

私が演劇を始めたのも、
チャットや書き物ならバンバンやる。でも言葉や態度で自分を表現するのはめちゃくちゃ苦手であるという激しいコンプレックスの元から来ています。
結果、役をつくれば大きな声も出せるし、滑舌もましになる(気がする)というのを日々発見し、自信になっている部分は多々あります。
ので、ぜひ見にいらしてくれたら嬉しいです。
http://3quarter.com/disco/flat1-2018.html

でもね、やっぱり舞台の時だけ力を入れてもダメで、いかに日常の中で気をぬかずに
場面場面に合わせて演じていけるかが求められているような気がしています。

特に仕事だったり、プレゼンだったり、公の部分はやっぱり省エネ的な話し方や態度をとる素の自分じゃダメな気がしています。
ダメというかそれだと務まらない部分が出てくるから、必要とあらばもっと役を作り、表現をして頑張らなきゃいけないんだなと痛感しました。

自分の中の、別な自分を意識的に出す。自分の中の自分を演じる。
これは意外と難しい。
なぜなら、ある程度同時並行で素の自分もある程度生かしておかないと、絶対精神が死んでしまうから。無理をしすぎないちょうどいい感じの役作り、場にふさわしい立ち居振る舞い・言動。
まだまだ女優途上です。

図解でコミュニケーションを変えることをミッションにここ3年くらい活動