猫と娘の平行世界【エッセイ】
娘が喃語をしゃべり始めた。
つい先日まで、「あーあー」「うーうー」としか言わなかったのだが、ここ数日で「ん”わ”」とか「むんい”い”い”」などと小気味いい奇声を発するようになってきた。
舌や唇まで神経が届いてきたということらしい。発達が良好でなによりである。
YouTubeで見たところによると、親が発話しているのをしっかり見せるといいそうなので、娘に顔を近づけ、口を大きく「お・は・よ」「う・ん・ち」「な・ん・ぼ」などと言い、妻に叱られてみる。
娘は面白かったのか、けたけた