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デバックの果てに倒れた精神たちがいる

現在、我が家はサランラップの消費が凄い。

今は大概二人が家でお弁当を食べる、お弁当と言っても箱に詰めると、洗いにくい、そこで私は考えた。

プラスチックの蓋付きの容器に、入れれば良いんじゃないって。

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こんな感じのお弁当が出来上がる、これで良いんじゃない、少しの間は満足していた。

本当に満足していたのだ。

人間は本当の満足を知らない(人間でなく私だけかも)毎日この蓋付き容器を使ってお弁当を食べていると、もっと良いものが欲しくなる。

蓋付きの容器は気分上がらん、そう思うとジッとはしていられない、子供に内緒で探し始めた。

型で仕切った物は気分上がらないのが多いし、高いものは買えないし、探し探してネットの海を三千里、やっと見つかった可愛い器。

ネットショップのお気に入りには、欲しいものが入っている(当たり前)だからといって直ぐには買わない。

お金の問題があるし、もっと良いものを見つけるかも知れない。

そんな時、次女が「お母さん、ポイントあるけど使う?」と聞いてきた、携帯を契約した時のポイントがやっと降ってきたらしい。

「じゃあね、これ。」とばかりにネットショップを見せる、見せる、見せつける。

「これ、母の日のプレゼントにしとくわ。」ありがたや、器が手に降りてきた、神様では無く次女のおかげ様。

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これである、今日のお弁当が入ってしまっているが、可愛い有田ジャパンであった。

この器、気に言って居るのだが、問題が一つある、お弁当を入れて置いておくには蓋がいる、その蓋が無いという事。

そこでサランラップの登場だ、エコじゃないとは解っていても、ラップに頼る日々が続いている。

朝作ったお弁当は、三女か長女がラップをして冷蔵庫に保管している。

今日は三女でラップを手に持ちこう言った。

「サランラップの切る所をナミナミにして切りやすくしているの天才の所業だよね。」

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