買ってきた物は料理にしよう
昨日は買い物に行って、我が家には料理の素材が眠っている、素材たちは早く処理せねばならない。
昨日の時点では、そう考えていた私も一晩寝たら忘れていた、いつもの掃除や片づけをして、運動してそれで終わった~、後は文書いて英会話するだけなんて考えていた。
ゆっくり書けるわ~、昨日は忙しくて、夜の20時に成ってからしか書けなかったから、今日こそはと考えていた。
それが出来ないと解ったのは10時15分からの会議を終えた三女が聞いてきたからだ。
「料理如何する?」如何するも何も、何も考えてなかったわ。
我が家のルールとして、(決めて有る訳では無い)食材を買って来た者が、食材の処理を考えるというのが有る。
習慣的にそうなっているのですが、よくよく考えると、買って来てその後も考えるというのは、負担が大きいので理不尽なのだが、まあ買って来て料理を何も考えてないというのも問題が大きいかも知れない。
それでもいつもは次女が作ってくれて、買ってきた本人は問題なく過ごす事が多い。
それが、いつもは料理を作ってくれる次女が、この所鬱に入って居るので、彼女に頼む訳にはいかない。
「じゃあ、私が作るわ。」と言ったら、三女が「私するわ。」と言ってくれて、2人で作る事に成った。
彼女の仕事を考えて、休憩時間に急いで作る。
小松菜はインスタで見た冷凍レシピを試してみた、小松菜300gに小さじ1杯半の塩を入れて、そこに昆布を入れて混ぜて冷凍すると、茹でたと一緒の様に為るらしい。
兎に角、野崎洋光さんのレシピなので、間違いは無い筈だ、冷凍しておくだけなので、直ぐにできる。
これで何日かの朝食にいけるとニヤニヤしながら作ってみる、初めてだからちょっと塩控えめにする。
料理本のレシピは塩味がキツイ物が多いのだ、間違いないだろうと思っていても、控えめになる。
後で塩や醤油で味は足せるけど、減らすのは出来ないから、最初のレシピは慎重だ。(実際に辛かったレシピも有る)
鶏むね肉は鳥チャーシューにする、炊いていくだけの簡単レシピで、お弁当にも最適、これは三女が作ってくれる。
私が買ってきたものの中に、なばなが在った、時々季節の物を買ってくるので、昨日も其の延長線上として、なばなを買った。
なばなって、この時期だけだと思ったから買ったのだけど、何をするか考えてなかった。
塩炒めなんて良いかも知れないと言うと、三女はペペロンチーノ風で良いかもと言って作ってくれた。
自分で作るものなしじゃん、心で考えたりもする。
でも、料理って作るよりも、片付けの方が大変だ、昔、娘たちの英語の家庭教師をしていたアメリカ人が、『料理も片付けもしているの凄いでしょ。』と言っていたので、片付けが大変なのは万国共通なのだろう。
片付けで協力して、なるべく早く終わらせるようにする、誰もが時間は惜しいしね。
それ以上に沢山有るのがシシャモだ、シシャモって結構高い、でも見たら沢山のシシャモが安く売って居た。
このシシャモが安いのは、オスだからだろう、オスは卵が無いだから安いんだよね。
でもさ、絶対に卵っている??
私としては卵いらないから、雄で良くないと考えて買ってしまった。
結婚していた時期は、夫が海外製は嫌がっていたので、買わなかったけど、今時そんなの気にして居られない。
シシャモは南蛮漬けにすることにした、私は南蛮漬けが好きで、定期的に作っている。
その時期によって魚は鮭に成ったり、ワカサギに成ったりするんですけど、シシャモもその中の1つ。
私は頭ごと食べるのが好きなので、頭ごと作るのが多かったんですけど、長女が頭は食べたくないと言う。
夫も当然頭は要らないというので、頭の有る魚の南蛮漬けは偶にしかしなかった。
今は三女と次女と私で、皆魚の頭も食べれるのなら、それで良いと考えているので、けん怠で作れる。
作り出すと料理って楽しいんだよね、我が家は保存食として作るけど、その場で食べた方が美味しい。
今日はめかぶも食べようと考えていた、めかぶって保存食にはならないから、私にとっては贅沢品だ。
だけど、偶にはこんなのも食べたい、たれをつけて食べるのは密かな贅沢だ。
これは今日の夕食にして、たれを入れて食べる事にする、夕食は他にもチリメンにする。
「夜はチリメンをアフィージョにしようか?」次女がそう言ってた。
鬱っぽいから、大丈夫かなと考えていると、その位は出来るよとの事だった。
じゃあお願いしてお風呂に入って、いい心地で出てきたら、スパークリングワインも買って来てくれてあって、贅沢やなーと感じていた。
「この量のチリメンをアヒージョにしたら、お店でどんだけお金取られると思う?」お店の方の料理スキルがそれほど高く無いと知っている私達は一緒に頷く。
2人とも居酒屋バイト(洋風と和風)をした経験から、解っているのだ。
ともあれ、買ってきた物があらかた料理になって良かった、これは良い習慣だと自負している。
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