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棚の片付けしてみた

身体の調子が悪くても、頼んでいた食器の引き出しは来る。

先だって、頼んでいたキッチン引き出しが来ると連絡が在った、三娘もコロナ治りきってない、私もコロナ最盛期、この2人で出来る???

「大丈夫、僕だいぶ良くなったし。」三女が言ってくれるのを当てにして、2人で設置しようと考えていた。

12時から1時までの間に持って行くと連絡を貰って、待っていると12時15分くらいにチャイムが鳴った。


前から在る引き出し

キター、佐川さん有難う、時間どうりやん、重そうに2人で吊っている、これは重そうや、出来るんか~。

そんな私の思いとは関係なく、三女に運送会社の人が聞く。

「これ、何処に置きましょうか?」中まで入れてくれるの、有難ーいとか考えていたら、三女が言う。

「その辺に置いておいてください。」ちょっと待てー、その辺は無いやろ、これって置いて貰えるなら、中に入れて欲しい。

だけど、コロナやし、玄関渡しに為っていたしで、中まで入れてえなとは言えないんだよね。


古い方の引き出しの一時置き

「ありがとうございます。」と言って配送業者の方たちは帰ってしまった。

キッチンの引き出しが玄関にボーン、私は大きさに唖然、三女はやる気満々なのだ。


取り敢えず置きの品々

そっちもってとか、段ボールに包まれているから引き摺っても大丈夫だよねとか言いながら、設置をした。


古い方の引き出し

普段ならこれで疲れたりはしない、これから入れるんだと嬉しくなってしまう位だ。

それが今日はこれだけで息が切れる、これがコロナって奴か(昨日分かったばっりだからそうだよね)でも頑張ると先ずは引き出しを拭いて、滑り止めのシートを設置する。

ここにこの中の物を入れ込むんだよね、溜息を付きながら少しづつ入れていく。


背の高い棚の中

思った以上に物が在って、思った以上に入れるのは困難だ、そこを何とかするのが自分だとは思っていても、中々進まない。


これも棚の中入りきらん

簡単じゃ無いよなー、物が多すぎるのかなー、なんて考えるけど、これでも随分減らしたんだよ。


机に出した食品群

今回は引き出しの中にプロティンも入れたい、入れたらもっと見やすくなって綺麗になると考えた。

プロティンって思った以上に大きいから、場所を取ったりするけど、入れると決めたら入れたいんだよね。

途中でご飯食べた方が良い時間にも、柔らかいパン一個を2人で分けて、それでもう食べたいと思わない。

これもコロナの仕業か~とか思うが、食欲の有無はコロナ以前に無い時は無いので、その所為では無いよね。

自分で言うのもなんだけど、物が多い家だな~、捨てても捨てても物が在るって事は、依然住んでいた家をよく片付けていたもんだと思う。

ここに越してきた時に、3割方捨ててきたのだから、一軒家と云うのは物が溢れやすいのかも知れない。(それなりに片付けていたけどね)

今回は体調も有るので、少しづつ、少しづつ片付ける、気を抜くと開いた場所に猫が入ろうとするので、その猫を退けつつ物を入れていく。


古い方に入れてみた

一応、シュミレーションはして有って、これを入れて、これを入れて、と考えて有る。


これも古い方の2段目

これは今有る引き出しと同じ位に入るの前提だ、それが中がちょっと小さいとかで入る物は各段に減る。

今回来たのは、今家にあるよりは中が小さい、如何する~、如何する~、如何する~私。


古い方の3段目

緻密に考えつつ詰め込んでいく。

我が母は興味がある物には直ぐに飛びついて、その興味が無くなると直ぐに捨てた。

今でこそ人形供養とかするが、若い時分は置くのが無理なら捨てちまいなって言う感じだった。

或る日、日本髪の人形を「これいらんな。」と捨てるつもりで外に置いていた。

いつもは我が家の前を歩くことが無い祖母が、家の前を通りがかって、聞いてきた。

「これって、何で外に出してるの?」丁度母が不在で、私が答えた。

「お母さんが要らんで捨てるって言っとった。」

「あかんわ、この人形はお姉さんの髪が使われとるんやで、それやったら貰って帰る。」

「いつもは通らんこの道通って良かったわ、捨てられるとこやった。」祖母が不満げに話していたのを憶えて居る。

いきさつは解らないが、どうも誰かの髪を使った人形で、形見だったらしい、母が叱られたのかどうかは知らないが、祖母の大事な物だったらしい。

そんな事が無くても、今は大量生産、大量消費って時代では無くなっている。

新しい方の一段目

何でも捨てるんじゃ無くて、使える所に置いて、使ってやるのが物の命なのかも知れない。

新しい方の2段目

昔、陶芸作家さんが言っていた言葉を思い出す。

「物には命があるで、使ってやって壊れたらその命が終わったって事やで、使ったってな。」

そうやね、使った方がええよね、思い出してお気に入りの久保真由美さん(今は大野真由美さん)の器を出したりしている。

新しい方の3段目

それにしても、片付けて文書いているだけで辛い、コロナはつらいよやね。

文を書くのを芸にしたいと思っています。 頑張って文筆家になります。 もし良かったらサポートお願いします。 サポートしていただいたら本を買うのに使います。 ありがとうございます。