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東京行ったのを思い出した。

昨夜、三女が東京旅行から帰ってきた、家族中が9時には寝る家なので10時に玄関をソーと開けて入って来る。

大丈夫起きとるよー、とばかりに「おかえり。」の声を掛けると、小さな声でただいまー、と答えて部屋に入る。

彼氏と一緒で美味しい物を沢山食べてきたんだろうな、土産話を楽しみに布団に入った。

朝起きると、まだ誰も起きてない、昨日遅かったからかな、ツナ君の目薬をして、さあ朝食の用意だ。

ふと見ると三女が座り込んでいる、足を投げ出していて、何だか赤ちゃんの時を思い出すな、そう考えながら声を掛ける。

「おはよう。」子供に挨拶は人間の基本だと教えだしたのは、20年以上も前、今だにそれは変わっていない。

「おはよう。」手を振って立ち上がる気配が無い、「どしたん?」と聞くと、「靴擦れが痛い。」と言った。

私もそれは知っていた、インスタのストーリーズでその日の歩数を見せてくれた、フィットビットが出した数字だから間違いない。(フィットビットに対する信頼性の暑さよ)

その歩数が群を抜いている、だってね一日目30000歩、2日目25000歩、3日目20000歩と言う強行軍。

「歩いたん??」と聞くと、「東京は歩いた方が良いんよ、直で行けるから。」と答えた。

そうなん??東京知らんから交通網は凄いって聞いてたんやけど。

「電車もバスもちゃんとあるし、便利やけど歩いた方が早いし、歩いとると面白いもん有ったりするから。」そうなんや。

昔、私が短大に入った頃、同い年の従姉妹が東京の大学に行って、夏休みに帰ってきた時、感想を聞いた。

その時に彼女が教えてくれた、東京はちょっと違ってた。(当たり前や今61なんやから、うん十年前やもんね。)

「東京ってさ、名古屋の駅前が山手線のどの駅にも有る感じ。」という事やった。

その頃の名古屋は駅前よりも栄が栄えてて(おやじギャグや無いで)ちょっとだけ栄えてる名古屋駅前がどの駅にも有るらしいのです。

「凄いと言えば凄い、凄ないと言えば凄ない。」と話していた記憶がある。

今はどちらもその頃とは違って、名古屋駅前も、栄も、東京のいろんな場所も(あんまり知らん)私やったら口あんぐりなんやろな。

20年くらい前に東京に遊びに行った時には、そこ迄栄えてる感じじゃ無かったと思ってた、娘にそう言うと、「派手派手しい所はいかなかったからね。」と言われた。

そうやったんか、私に合わしてくれたんやね。

お盆休みで東京であまり高くない和食の店を予約しようとしたら、お盆で市がして無いからと言って断られた。

娘がお菓子食べようと言って、朝から並んでトシ鎧塚のお店に行ったのを覚えている。

美味しかったー、ヤッパリ美味しいもんが集まるよね。

三重県もお菓子は美味しいけどね。


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