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結婚することが決まった、決まったと言っても式をするわけじゃ無い、家を捨ててきた忍には式を…
「笑っているけど、笑い事じゃ無いからな、警察に接近禁止命令出して貰わないといけないよな。…
良平が結婚を口に出してから、二人の感覚が変わってきた、何が変わったか解らないけど、距離が…
「ひっさしぶりー。」ある程度二人でいる時間が増えた時期だった、裕子さんが家に入ってきた。…
「こんにちわ~。」ここに来るのに慣れてきて、忍は大きな声で話すようになった。 本来の彼女…
「お兄さんが問題だったんだ、そうでしょう。」と裕子さんが話を進めてくる。 「そうです。」…
私が説明しようとすると、裕子さんが「そう言えば名前を言ってなかったよね。」と言い出した。 「そうですね、しっかりとした自己紹介はしていないですね。」と答えた。 「私はちゃんと自己紹介したよ、ねー忍ちゃん。」と裕子さんが自慢げだ。 「そりゃー、一晩一緒に居たらそんな話位するだろうよ。」とお兄さんは不満げだ。 「すいません、名前も言ってなくて、私、三村忍と言います。」改めて自己紹介だ。 「いちいち謝らなくていいよ、俺が聞かなかったんだから、俺の方は高橋良平という、そっち
「寝て飲んで食べたら何でもできるから。」兄さんがそう言ってくれて、私はそうだ生きていれば…
何だか問題がありそうだけど、親としたら気にしているかも知れないから、こちらは何だかハラハ…
「美味しい、コーヒー大好きなんですよ。」両手でカップを持ちながら忍が話し出す。 「ハンバ…
朝はハンバーガーにしよう、気分が落ちている時には、ガツッとしっかりしたものを食べた方が良…
「ただいまって、ここ自分の家か。」と言いながら、お兄さんが入って来る。 「ちょうど、朝ご…
朝が来ると人生が変わる訳では無い、それどころか問題を再認識したりする。 気持ちが目覚める…
声が消えて無くなっても、まだ気持ちが残っているから、眠れない二人でいる。 お互いのぬくもりと吐息を感じて、余計にな無理に着くのが難しくなる、もういっそ起きていたらとも思う。 「ねえ、良い人と知り合ったね。」と声を出してみる、寝ているといけないから、ほんの小さな声だ。 「そうなんです、駅で声を掛けられた時には驚きました、だって急に家来るって言いますか普通。」と彼女も小さい声だ。 二人とも起きているのだから、小さい声の必然性は無い、無くとも状況的に小声になる。 夜だった