爵六（しゃくろく）百金を愛みて敵の情を知らざる者は勝の主に非ざるなり（情報活動に金を惜しむような人は成功しない）｜12月5日

爵六（しゃくろく）百金を愛みて敵の情を知らざる者は勝の主に非ざるなり（情報活動に金を惜しむような人は成功しない）

孫子は情報をきわめて重視する。それは孫子がリーダーの書であり、リーダーにとって最も大切なのは状況判断で、状況判断は情報を的確に捉えていなければ判断できないからだ。世の中が江戸時代のように固定して変化がなければ情報、情報と騒ぐ必要はない。
生活に中から状況はわかる。だが世の中が動くときは、状況も頻繁にかわるから、情報収集によって状況を知らなければ手の打ちようがない。ここで大切なことは情報とは、取ってくるものだという意識だ。坐して得られると思ったらどんでもない間違いだ。
取ってくるには金がかかる。講演で識者から情報や見通しを聞けば、聴講料がいる。海外での商品情報や市場情報を得るために出張すれば出張費がいる。ライバルの動きを知るためには、社員を使う手もあるがプロの探偵や興信所に依頼すれば相当な謝金が必要である。
孫子は、この金を惜しむようでは勝者、成功者にはなれないということである。

12月5日、孫子一日一言の言葉です。

おはようございます。

用間篇です。

徹底して情報を取るということが大切なんですね。

最終章にこのスパイ篇をもってくる場合と計篇の次とする説があるみたいですね。

”間諜の重要性”と孫子コンプリートにあります。

情報をいかにして取るか、それにはお金をつかってでも取れ。

これは戦争だけなくビジネスでも同じとても大事なことです。

そこにはしっかりお金を使い情報を収集して判断していく方がリスクが少ないのは当然のことです。

ここに道路ができるとか、ここに国が施設をつくるとか。

そんなことでビジネスは大きく変わるということです。

お金がかかってもいい。

勉強になりますね。

今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。

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