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将は慍(いきどお)りを以て戦いを致すべからず(怒りの決断は危い)|12月2日

将は慍(いきどお)りを以て戦いを致すべからず(怒りの決断は危い)

本項の「将不可以慍而致戦」は、火攻篇の後半にでてくる言葉で、計篇に移すべきものだ。将軍は腹がたつからといって戦を仕掛けてはならないという意味である。この腹がたつというのは一時的にかッとなった場合だけではない。心の底にある怒りも同じである。いなむしろこちらのほうがより危ないかもしれない。
太平洋戦争の直前、華中の第十一軍は第一自長沙作戦を実施した。そのとき長沙を占領したが軍司令官は、住民への配慮から部隊を場内に入れなかった。それを宣伝上手な敵は、日本軍は長沙を占領せずと繰り返し放送した。遂には南京の支那派遣軍総司令部の参謀までそれを口にした。武士の情けで兵の入城を禁じた軍司令官が怒ったのも無理はない。太平洋戦争の勃発に伴い、香港攻略が行なわれた。華中の中国軍は南下した。第十一軍はこの牽制に出陣したが、敵の妨害は全くない。このとき軍司令部の胸の怒りが頭をもたげた長沙突進を命じた。これは敵の罠であった。蒋介石総統自ら五十万の兵を率い待っていたのだ。

12月2日、孫子一日一言の言葉です。

”一時の怒りや憤激(いきどおり)で戦ってはいけない”と孫子コンプリートにあります。

おはようございます。

実に的を得たものに感じますね。

それはどんな時でもそう言える。

一時的なも、それ以外のもの。

怒りで戦うと負けるということでしょうね。

やはり冷静にならなければしっかりとした判断ができないというのはもっとなことですね。

今日も一日がんばります。

今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。

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旭橋を愛する旭川市民です。名入れ印刷ばっかりする贈答品屋の(株)クボタ贈商とWEB販売の(株)ニムリスにて人生修行中です。旭川地域ポータルサイト「いいあさひかわ」もどうにかしたいっす。武士道の言葉「義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義」 が好きです。