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面倒な家事の原動力は?

妻には赤ちゃんのことだけやってもらい、
長女と家事は全て私がやろう!とはりきってスタートした1ヵ月の育休。

しかし毎日していると
正直なところ、家事が面倒、と感じることが出てきました。

4人家族でそれほど量も多くないです。
仕事はないので家事に全力で向かえるはずです。それなのに…

当初は楽しく洗濯していたのになぜ?
と考えてみると、

家事は、成果として社会的に認められることがないからかも。
どれだけ家事をしても、私は家事やってるよ!と人に伝えられるようなものではないからかも。

そう、今まで主婦の皆さまがよく言っていたことです。
恥ずかしながら、やってみて初めて実感です。

仕事なら、働いた分のお給料がもらえたり、何か成果を出せば評価されたりします。

でも、家事はそれをするだけでは褒められることは殆どない。
特別なことも生み出さない。
でも、例えば食事を作らないと家族は困るし、洗濯をしないと着る服がなくなり困ります。

では何が毎日続けている原動力になっているのかな?と自分の気持ちを改めて考えてみる。

洗濯ものを干す時、
パンパンッとしわを伸ばしながら1つずつハンガーにかけていく。
面倒だけれど、やっぱりパンパンッと伸ばしていく。

そこには、家族にしわのないキレイな服を着てほしい。
たとえ何も感謝されなくても、
たとえ文句ばかり言われたとしても
それでも家族に毎日笑顔で元気に過ごしてほしい。

そんな想いが家事の原動力なのだと思いました。

食事メニューを考える時も、出来るだけたくさんの種類の野菜を食べられるように考えたり、
出来るだけ美味しくなるように、と考えたり。

そっか、そんなシンプルな
家族への愛なんだと思いました。

毎日なので面倒と感じることもありますが
何の報酬もなく、感謝されることも褒められることも殆どないのに、それを続けていく

子育ては、約20年の長期的なプロジェクト。
(このような気持ちを持つのに私は45年かかったので、45年のプロジェクト?)

そんな長期的な仕事をしてくれた母親に感謝を改めて感じました。

母は強し、とよく言いますが
こういったことも
懐の深さや忍耐力など
人間力が上がっていく理由のひとつだと思いました。

そして主婦は時間があるのだから
家事をやって当たり前、と思っていたことを反省。

共働きの場合も、
家事は女性の仕事だから基本的にはママがやるもの、など思っているとしたら
大きな勘違い。

もちろん、家事は夫婦が必ずしなければいけないという訳ではありません。

今の時代は、パパもママも好きな仕事を続けてほしいので
家族の状況に合わせて、乾燥機付洗濯機、食材宅配サービス、家事代行、ベビーシッターなども上手に利用してほしいと思います。

(限られた貴重な時間を、家族と過ごす時間、自己研鑽の時間、人と過ごす時間など人生で大切な時間にあててほしいと思います)

ただ、今回は洗濯物を干しながら
感じたことをを綴ってみました。

大変な家事を続けていけるのは“家族への愛”

※感謝の言葉や褒めたりがないと、夫婦仲が壊れていくので注意
(私も全然言葉で伝えることが出来てないので要注意です) 

また、家庭だけでなく
職場や地域社会でも目に見えにくい仕事や
縁の下の力持ち的な仕事をしてくれている方もいて
育児家事に携わると、そのような方々の働きに気付いたり、感謝の気持ちが芽生えたりすることも感じました。

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