見出し画像

彼氏と夫に求めるものの違い

こんにちは。2歳の娘をもつワーママ、町田さちです。

2014年2月の大雪の日、「本気で結婚する」と決意した私。その直前に婚活パーティーで出会った5歳下の男性とその後付き合うことが出来ました。なかなか彼氏が出来なかった(ほぼ10年ぶりの彼氏でした)から、「やったー」と喜んでました。

が。

その後悩むことになるのです。【この男と本当に結婚していいのだろうか】と。「自分自身の結婚に対する思いが固まってないと、余計な遠回りをしちゃうよ」というお話です。


何で【この男と本当に結婚していいのだろうか】と悩んでしまったのか。反対になぜ今の夫の【お付き合いゼロ日プロポーズ】をOKできたのか。その違いは「結婚後の理想の生活に合う男かどうか」見分けられていたか否か。


5歳年下の彼氏が出来たときは「なんでうまくいかないんだろう」「なんでいい男がいないんだろう」と落ち込んでいる時でした。私、星回り的に1~2月って運勢が悪いらしくて。でも折角上司がお取引先の婚活パーティーの案件を貰ってきてくれたから、「行こうかな」ってことで参加。28歳の【デブス】、運勢が悪いくらいで日和ってちゃいかん。チャンスは掴まないと。


街コンやお見合いで場数を踏んでいたせいもあり、パーティーでの身のこなしなどは適切(多分)。その帰りのバスで、たまたま記憶に残っていた男性(婚活パーティーって、たくさんの人と出会うから記憶に残るだけでも一つのきっかけですよね)と一緒になり、自然と連絡先の交換に至りました。『このチャンス逃してたまるか』。婚活スキルを積んでいた私はストレートに誘い、デートが成立。ぽんぽんと交際へ進んで行ったのでした。


ぶっちゃけ…あれだけ苦労してきたのに何でこんなにスムーズに進むのかしらと思ってた。5歳年下の24歳普通男子。【こんなデブスでいいのかな】【オタクなんだけどいいのかな】…。苦労しているときも愚痴、スムーズに進んでも愚痴。ははは。


【デブス】【オタク女子】の心配をよそに、週末はデートをし、家族の話をし、仕事の愚痴を言い合い、GWには旅行の計画。結構楽しくてワクワクドキドキする時間を過ごしました。でも、少しずつ見えてくる違和感。

「週末どう過ごす?」「さちさんはどうしたい?」

「取らなきゃいけない資格があるんだけど、3回逃してるんだ」「偉くなると判断任されるから嫌なんだよね」

極めつけに、GW直前、乗る電車の予約。向こうは4月下旬から10連休に入ってたけど、私は平日は仕事。私の仕事中に来た「電車の予約分からないや、任せるよー」の連絡。向こうはテレビゲームしてる最中だった。ぶっちーん。頼りにならない!!


多分付き合うだけの彼氏だったら良かったと思う。だけど、私は結婚がしたいのだ。夫として、共に生活を営む相手が欲しいのだ。何を食べるのか毎回私が決めて、どこに出かけるのか私が決めて、出かける手配をして、仕事に対してやる気のない発言を聞き励まして盛り立てて、育てていくのか?(ちなみに相手は高卒でした。高卒だから出世しないしという発言にもイライラしてた。高卒でも結果出す人は出すよ)結婚してほしいと言われているから、多分このままいけば彼と結婚できる。でも、本当にこの人と結婚していいのだろうか。私はこの人と結婚して生活していけるのだろうか。

そうか、彼氏と夫に求めるものって全然違うんだ。29歳の誕生日を目前にして、町田さち、ようやくその意味の深さに気付いたのでした。


2012年から始めたコーチングで、引き出していた私の結婚に対する思いや、理想の結婚生活や、理想の結婚相手。でも、実際結婚が目の前に見えてきた時、それが自分の本当に求めているものとは違っていることに気づきました。

28年間いい子ちゃんな長女気質で生きてきた私。【デブス】で【オタク】な私。少しずつ本音と向き合うことが出来てきたけど、本当に求めていることはまだまだ深いところにあるんだ。「夫」に求めるものと思っていたこと、これをまた深堀しよう!!私が本当に幸せな結婚生活ってどんな生活?私が本当に幸せな生活をするために必要な男性てどんな人だろう?


5歳年下の彼氏とは結果4か月でお別れ。そして、心の中でずっと引きずっていた元カレの存在とも、ようやくこの時にお別れをすることが出来ました。


一気に深いところの本音に至ることが出来ればいい。でも実際はその都度その都度「その時の本音」に気づいていく、というのが普通。5歳年下の彼と付き合ったからこそ私が「本当に幸せな結婚するために深堀する」必要性を知ることが出来たので、それはそれで必要な経験だったと思う。でも、正直ちゃんと深堀を先にできていたらその4か月を短縮できたかもな、とも思う。


自分の本音に向き合って、深堀りする。それは付き合う相手がいない時でもすぐに出来る事。あなたが本当に幸せな結婚生活ってどんな生活?あなたが本当に幸せな結婚生活を送る相手ってどんな男性?ぜひ、とことん考えてほしい。妥協せず、諦めず、現実のものとして。


ちなみに、実際婚活がうまくいきそうにないと諦めかけていた2015年12月19日。この日も私はコーチに励ましてもらいつつ「理想の結婚生活」「理想のプロポーズ」にひたすら集中してました。そして、相手から連絡が来て12月20日にデート、22日にプロポーズに至るのです。


拗らせ女子はすぐ本当の想いが出てこないのは当たり前。だから、何回も何回も、「本当の想い」を探る。飽きる時もあるし、疲れる時もあるし、逃げたくなる時もある。

でも、人生は諦めたくないでしょ。どうせだったら幸せな人生を送りたいでしょ。コーチやコーチングはそういう時に役立つ存在。うまく使ってほしいなと思う。


2020年11月12日 町田さち




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?