見出し画像

何でこんな男しかいないのかね

こんにちは。2歳の娘をもつワーママの町田さちです。

私は28歳の時に結婚相談所に登録するところから婚活を始めました。デブスだし、確実に結婚をしたかったので「始めるなら若いうち」「遊びの人なんて嫌。結婚を求めている人」と思っての登録でした。

デブスだったんですけど、他の条件が良かったためかマッチング率は高く、すぐお見合い成立してひとまず3か月付き合ってみる、が繰り返されました。


で。その時の私の気持ちが上の通り。「何でこんな男しかいないのかね」


イマイチ会話が成り立たない、失礼なことや嫌なことばかり聞いてくる、メールのやりとりに苛立つ、清潔感がない、気配りがない、自分勝手…。

そもそも真剣に結婚を望む人の場合、結婚相談所に登録するのって、親の意向だったりする。「本当にこの人は自分の気持ちで結婚相手探してる?」と疑うような感じだったり、「あーそうですよね、彼女出来そうにないですよね」という方々だったり。何でこんな男しかいないのかね。

「お見合い」なんて条件で人を選ぶんだから、こんな人達の中から選ぶしかないのか。最初の方にいい条件の人たちが紹介され、後になれば後になるほど条件が落ちてくんだろうなと感じていたので、短期決戦での「結婚相談所」利用と考えていたものの、その最初の方に紹介される男性がイマイチすぎてデブスが更にブッスー。何でこんな男しかいないのかね。


その後結婚相談所はやめ、合コンやお見合いパーティーや街コンに切り替えました。でもここでも当初出会う男性はイマイチな方ばかり。何でこんな男しかいないのかね。スタバの店頭にいるような普通に爽やかで、普通に会話の出来る相手はいないの?


その当時、私の心の中には周りに対する不満や自信のなさからくる泣き言、愚痴が沢山詰まっていました。表面上ポジティブ、でも心の中は真っ黒。そんな私から発せられる言葉は自然とマイナスなものに。

その後婚活を重ね周りの環境を変え努力をしていった時、心の中の泣き言や愚痴が減った結果、発せられる言葉が変わりました。


そしたらね、出会う男性の質が変わっていたんです。趣味の話が面白かった方、自分の仕事に信念をお持ちの方、家族思いの方、豊富な人生経験を積まれた方。どの皆さんも爽やか、勤務先も収入もしっかり、ご家族も仲良しの「普通の方」でした。出会っても付き合うとか結婚としての縁は無かったわけですが、面白い人とばかり会えるので「合コン楽しいな」「こんなに面白い人たちと出会えるならしばらくこのままでもいいかも」とすら感じていました。


これ、デブスオタクの話ですからね?綺麗系女子ならこんなの当たり前だったかもしれませんが、デブスオタクにとって「普通に面白い合コン」なんて奇跡でした。しかもそんな奇跡が週2で起きるわけです。当時の勤め先、恵比寿まで2時間弱かかる僻地。それでもこんな幸せなお誘いがくる奇跡が嬉しくて、何が何でも仕事を仕上げて20時の合コンに参加していました。


何でこんな男しかいないのかね。もしそんな言葉をつぶやきたくなったら。自分の心の中のお掃除をする時期なのかもしれない。自分の心の中にある不満や愚痴やその他マイナスなことを全て掃き出し、意識して言葉を変える。そして、一定期間絶対に「愚痴・悪口・不平・不満・泣き言」を言わないと決め実行する。もしこぼれそうになったら「今のなし!!」と打ち消す。

真剣にやろうとすると、結構難しいことに気づく。でも、慣れてしまうと当たり前になるので楽になるよ。ただで、一人で、今すぐできて、かなり効果のあること。実際に私は変わった。クリスマスまであと3週間の今の時期にやると特に効果的。ぜひやってみて。


2020年12月2日 町田さち




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?