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「普通」って言葉をやめてみよう

こんにちは。デブスでオタクなままゼロ日プロポーズ、2歳の娘をもつワーママの町田さちです。


12月に入り、夫の仕事が忙しくなってきました。帰宅は24時過ぎ、起床が4時なので睡眠時間2時間程。普段は愚痴らない夫も最近口が緩みがちで部下の事を話していたりします。その中で気づいた「普通社会人なら」「普通気づくだろ」「普通焦るだろ」普通、普通、普通…。


婚活の時に私も同じように「普通」を連発していました。「普通相手のプロフィール暗記しておくよね」「普通昇格のための努力するもんでしょ」「普通家の掃除しておくもんでしょ」「普通相手のオーダー聞くよね」…。


その普通って、自分と自分のごく狭い周りの中では普通かもしれないけれど、広く普通じゃないんですよ。婚活に於いて身に染みてよくわかり、それ以降「普通」を使うことが減りました。


婚活をしていて、苛立ったり「あり得ない」と思う経験をする場面に出会うことが多いと思います。そういう時は誰かに愚痴る前に、ぜひノートに全部書き出してみて。何も飾らず、心の感じるままに。勢いのままに。字が汚くなることなんてお構いなく。


そしてノートを客観的に見て、自分の当たり前がどういうことなのか整理してみて。


大学生の頃、吹奏楽部だった私は周りに男性が多く、今思えばとても大切にされていました。男性が女性に対して気を遣うのは当たり前だったし、重い荷物を持っている時は配慮の言葉があるのが当たり前。帰りが遅くなる時は先輩方が送ってくれるのも当たり前でした。が。


婚活に於いてデブスがそんな扱いをされるわけないんですわ。ショック。今までの男友達、ありがとう。本当にありがとう。ちなみにその男子たちと結婚した女子たちもいましたが、私が選ばれなかったのってそういうことー。大切にはしてくれたけど結婚相手には選んでくれなかった。ああ痛い。


「男性は女性を大切にするのが普通でしょ!」それってつまり、女性(自分)を大切にしてくれる男性と付き合いたいと思っているということ。当たり前のことかもしれないけど、そういう「当たり前」「普通」を一つ一つ言葉にして確認していく作業は自分の気持ちを深堀していくためには大切な作業。馬鹿にしないで丁寧にやってみて。


自分の「普通」に気が付くと、相手の「普通」にも気が向くようになる。結婚って生活。相手の普通と自分の普通を擦り合わせていく作業。


その前段階として、自分の「普通」を紐解く作業。意識的にやるためにも「普通」って言葉が出そうになったら飲み込んでみて。普通という言葉をやめてみよう。


2020年12月7日 町田さち

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