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やりたいことって何?忙しさを理由に考えることを先延ばしにしない

昨日は父のお墓参りに行ってきました。
父は10年前に61歳ですい臓がんで亡くなりました。

時間は有限。

それを考えさせられることの1つは父の死が大きいです。
めちゃくちゃ元気でまだまだこれから、という矢先の余命宣告。

私の結婚も孫の顔も見せられませんでした。
たまに家族で笑いあっている時に、ここに父がいたらなんというだろうかとふと考えます。

父のことはこちらにも書きました。

最近読んだ「限りある時間の使い方」にもこう書かれています。

・「今」という時間を未来のゴールにたどり着くための手段に変えてしまった。

・今を生きることができなくなり、未来のことしか考えられなくなるのだ。つねに計画がうまくいくかを心配し、何をやっている時も将来のためになるかどうかが頭をよぎる。いつも効率ばかり考えて、心が休まる暇はない。

・この人生しかないということ。この欠点だらけで、傷つきやすくて、ものすごく短くて、思い通りにならない人生が、ただ一度きりのワンチャンスだということ。

・忙しさも先延ばしも、結局は怖いこと(この人生しかないということ)から目をそらすための方便だ。世の中がこれほど忙しいのは、誰もが自分自身から逃避しているためである。

・大事なのは意識的に選択することだ。何に集中し、何をやらないか。どうせ全部はできないのだから、少なくとも自分で決めた方がいい。

・時間が限られているという事実を否定することなく受け入れる。その方が僕たちの人生はずっと充実したものになる。
限りある時間の使い方 より


時間はお金と違っていつまでもあると考えがち。
なのに、やりたいことをやりたい、みつけたい、と言いながらも忙しさを理由に、自分のやりたいことって何?と考えることすら先延ばしにしていることが課題だと感じています。


すべて自分の人生の選択の結果だけれども、あの時こうすればよかったと思うことはたくさんある。それなのに、また今は今で、忙しいことでなんとなく充実しているように感じたり、それを理由に先延ばしにしたりしてしまうことが私自身もあります。

だからこそ、時短・効率化ばかりを求めてやることをスキマ時間に詰め込んで、さらに忙しくする前に。
今をどう生きたいのか、この先どうしたいのか、まずは「考える時間」から確保することが大事だなと父のお墓参りをきっかけにあらためて思うのでした。


私も仕事の都合がつかないとずっと気になっているのに、先延ばしにしていたスクールの申し込みを、このブログを書きながら今やりました!
何かをやると決めたら、そのためにやらないことも決めていきます。
あれもこれもは全部無理だと分かっているから。


忙しいが口癖になっている。
そんな時はまずは忙しいという状況から抜け出して、自分にとって重要なこと(まずは考えること、なんなら何も考えずに自分と向き合うことと言った方がいいかもしれませんが)に時間を確保してほしいなと思います。








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