効率と非効率

昨日の本業での話。

掲載をさせていただく広告の記事作成のための取材にライターさんと、クライアントさんのところへ訪問しました。
クライアントさんは、関西と関東にリフォーム・リノベーション事業を展開する年商70憶の会社さま。

これまでのお客さまとのエピソードや、事業に対する思い、今後会社をどうしていきたいかを熱く語っていただき、私も心を動かされました。

その中で印象に残った、私も考えさせられたのが効率と非効率の話。

事業を大きくしていくには、どんどん外注していけばいいけれど、その選択をあえてしていないとのこと。
例えばコールセンター。
外注すれば？とよく言われるそうですが、あえてしない。
お客様との大事なファーストコンタクトの場なので、事業の理念が浸透している自社の社員が対応すべき。
外注先が対応してはいけないとのお考えをお持ちでした。

とにかく「人」「感情」の部分を大切にされていました。

お客さまの満足度をあげようとすると、そこには非効率が存在する。
効率だけ求めると満足度はどうしても下がってしまう。
事業拡大していくにはある程度の効率を求めていかなければいけないのに、こんな時代にあえて非効率なことをやっていると。。
これだけ大きな会社さまでも、そのはざまで悩まれているんだということを感じました。

私自身も時々考えます。
効率を求めると、相手に申し訳ないと感じてしまうのです。

こうして訪問をさせていただいて、生の声を聞くことで、パソコンの画面からは感じ取れない部分があるし、同じ１時間でも濃さが違う。
相手も質問がしやすかったり、私がどんな人なのかも、より分かってもらえる。
効率だけを求めて仕事をするのはつまらない。

一方でオンラインって便利だし、移動しなくていいから私もすごく助かっている部分がある。
私は時短社員。
限られた時間で成果を出していくことが大事。
少しでも自分の時間がつくれるし、子育てしながら働く身としては、もうなくてはならない存在。

会社としてもオンライン営業を推奨しているのでどんどんそれに乗っかって、活用していけばいいだけ。
けれどリアルで会うのが好きだから、なんとなく効率を求めることに抵抗を勝手に感じてしまっていたのでした。

オンラインは遠くの人ともいつでも、どこでも、すぐにつながれるメリットもある。
オンラインでも十分信頼関係がつくれることも分かってきた。
相手も非効率なことだけを求めているのではない。

結局はどちらも大事。
勝手な思い込みをなくし、「効率」「非効率」の選択ではなくて、どうしたらできるか、どうやったら乗り越えられるか、の思考や発想の転換が大事だなと。

そんなことを考えたのでした。

最後までお読みいただきありがとうございます。
今日も素敵な1日をお過ごしください！

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にしじまさちこ
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