見出し画像

小さな「違和感」こそチャンス

おはようございます。


「ん?」「どうして?」「なぜ?」って思う小さな違和感を感じることはありませんか?
違和感を超えて、小さな怒りだったりだったりもします。


その小さな違和感を無視しないでほしいな、というお話です。


小さな違和感を感じた時はチャンス


なぜそこに違和感を感じたんだろう?
どうでもいいことなのに反応したんだろう?


その裏側には自分の価値観や大切にしたいことが隠れているからなんですよね。


私はこうしたことに価値観を感じているのに、大切にしたいのに。
反対のことを言われた、想定していないことが起きた、どうもしっくりこない。


だから違和感を感じている。


自分の価値観に気づけば、もっと理想の働き方や生き方に近づいていくことができます。


違和感を感じても、とにかく頑張ることがデフォルトだから、その違和感はスルーしてしまい、結局フタをあけたらやりたいことが分からない、大切にしたいことってなんだろう、となってしまうのです。
かつての私もそうでした。


最近感じた小さな違和感の話



私は13年勤めた会社を退職しました。
会社員だったけど、フレックスでかつ営業職という職種柄、1日の時間も自由に使えました。

場所も自宅だったりオフィスだったりと自由に選択できるので、もちろん責任ある仕事を任されていた分大変だったけど、いわゆる会社員っぽくない働き方は実現できていたように思います。


個人の自由やその人らしさを尊重してくれる会社だったので、本当に感謝しかなかったです。


だから私は会社員として働くことに別に抵抗がない、というか、自由に働きたいならフリーランス!という思考が強い方ではありませんでした。


けれど、その会社を退職する前から、知人の会社と契約し、兼業でお仕事をお手伝いしていたのですが、そこで会社員として働くことに違和感を感じました。


それはめちゃくちゃ時間管理されること。


細かいルールが多く、私はそのルールに違和感を感じるしかありませんでした。

例えば、勤務開始時間を15分でも早める場合は(いわゆる残業にあたるから)事前に上長の承認を得ないといけない
というものでした。


私は資料作成など仕事が立て込んでいたら、夕方以降に残業したり、子供が寝てから夜に仕事をするのが嫌なので、朝の開始時間を早めて仕事を進めていくのが心地よかったのです。


だからなぜこういうルールがあるのか人事の子にたずねると、あまりに自由にやると、みんなが好き勝手にやってしまうからという回答でした。。


ほとんどの子がテレワークという働き方で、若いメンバーが多いベンチャー企業だったので、細かい時間管理に関するルールが多いのは多少仕方ない部分もありました。


時間管理に関するルールに対して、私は「ん?」と小さな違和感を感じることが積み重なりました。


ここから私は「自分で決めていきたい」
という価値観をもっていることに気づきました。


組織として最低限のルールがあるのは絶対必要なのですが、細かいルールを強いて、時間管理すること。
これはマネジメントをする立場としても、主体性や成長の機会を奪ってしまうような気がして、あまり心地よいものではありませんでした。


昔の私だったら、小さな違和感を感じても、スルーしていることが多かったので、自分が働く上で大切にしたい価値観が明確でなかったかもしれません。


割とうまくこなせる人や、人とも付き合える人こそ、小さな違和感をスルーしがちなので、要注意です!(私のことw)


自分のわがままを押し通そう、ということではありません。
けれど、この価値観を積み上げていけば、次に選択する時に自分の心に自信と確信をもって決めていけると思うのです。


この兼業のお仕事もこの3月末をもって終了させていただくことになりました。
最後までこの組織で自分ができることを精一杯やりたいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。













この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?