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「手放す」までの葛藤、どうする?

(次世代の人たちに、伝えたいメッセージや感じたこと、もしかしたらお役に立つかもしれないな、と思うことを思いつくままに書いています。)

前回、「「あきらめる」じゃなくて「手放す」」を書きましたが、
手放すのって大変じゃないですか?
前回の事例(体験)は思春期のムスコの話で、まあわかりやすかったのだけど、実際はもっと葛藤があると思います。
まあ、セッションでお話聞いていても、葛藤している人は多いね^_^;。

私はゴスペルが好きで、数年前ある大きなクワイアに入っていて、講師も一緒に歌う仲間もとても良い人たちで楽しく歌っていました(下手なりに)。
「月に2回の練習(平日夜)だったら行けるかなあ」と入会したのですが、やはり歌っているうちにもっと上手になりたい、という気持ちは湧いてくるので、追加の練習に行ったり、合宿に行ったり。
それはそれで楽しいのですが、あまりに忙しくなって(そもそも仕事だけでも忙しいし)、とても残念だったけど退会してしまった、ということがありました。
もちろん、在籍しながらマイペースで続ける、という選択肢もあったけど、
私はやるからにはしっかりやりたいし、
そう思う限り、この状態は私自身が気持ちの上でしんどいだろうなあ、と思ったからです。
あくまで私の問題、私が決めたこと。
言わばここで手放している。

そして、数年がたち、コロナ禍も落ち着いたし、
「久しぶりにコンサートやります。
OB,OGも希望者は2曲一緒に歌ってください。」
というお知らせがきました。

相変わらず忙しくて、練習には行けないけど、オンラインで練習して
当日歌ったら、、、
楽しい。。とてつもなく。。
本当に幸せ。

「良かったら復帰してよ。」
とも言ってもらって、また心が動く。
けど、再び手放しました。
それぞれの状況が変わっていない限り、同じことになるのがわかっていたから。

で、「手放す」のには葛藤がある、という話ですが、
確かに「あーでもない、こーでもない」と悩むんですよ。
その間はとてもストレスフル。
「手放す」と決めたら、あるいは「手放さない」と決めたら
決めたとたんに楽になれる。
直近の期限があれば、その時まで悩んだらいいけど、
期限がない時(私のゴスペルのような)や、期限がずっと先の時は、
ずっとストレスフル。。。??
そういう時は自分で期限を決めてしまう、っていうのはどうでしょう?
今日中?
2日後?
そして期限が来たら手放しましょう。
(あるいは手放さないでおきましょう。
手放さないということにしたら、それは結論なのでそれ以上のストレスはないはず。)
その時に手放しても、必要であれば、たいていの場合はまたつかみに行けるし、なんだったら向こうからまたやって来たりもする。

「手放す」からちょっとずれてきたけど、つまりは「決める」ということですな。
「決める」についてはまた次回に(多分^_^;)。





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