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ストレングスファインダー®「責任感」のあるあると鍛え方ポイント

先日のnoteで、ストレングスコーチ業として、スタートしていくと書きましたが、これからできれば月に1回は、資質を強みへと鍛えていくときに、気を付けておくといいポイントを共有していきたいと思います。
(ホームページはこちら)

第1回目は、私も5つめに持っている資質「責任感」です。

責任感の資質の特徴

自分がやると言ったことに対しては、大小関わらず何でもやり遂げようという強い気持ちを持ち、行動に移していくのが責任感の大きな特徴の一つです。「正直」「誠実」「忠実」などの普遍的な価値を大切にしたいと強く思っているところからきているのでしょう。そのため、あなたへの信頼度は非常に高いものがあるのではないでしょうか。
もし何かの理由であなたが約束を果たせない時、あなたは相手に対してそれを何らかの形で埋め合わせる方法を無意識に探し始めます。謝罪では十分ではなく、言い訳や正当化などは問題外です。あなたはなんとしてでも埋め合わせができるように、努力し続けるでしょう。
こだわりという切り口でいうと、「約束・コミットメントにこだわる」のが責任感の資質の人です。そのため、人が新しい責任を誰かに任せる時、まずあなたに白羽の矢が立つ
また、「私がやらないと」というような、使命感に駆られて、率先して物事を引っ張っていくのも、責任感の特徴の一つかなと思います。

「そういえば、いろいろな話が自分のところにやってくることが多いかも」
「わたし、任されることが多いなぁ。」
「私がしなきゃ、誰がやる?!」って思ってしちゃってるかも?

そんな経験、ありませんか?

「責任感」あるある集

●リーダー的役割を任されるとやる気が出るが、任されないと全然動かない
●「~しないと」「~やるべき」「~すべき」が口癖
●相手の何気ない提案を頼まれたと思って引き受けてしまいがち
●約束・責任を果たせないことが自分で許せないので、提案を断りがち
●「誠実」「信頼」「正直」「率直」が自分の行動指針

「責任感」資質を強みへ鍛えるポイント

個人的には、その人の価値観や行動指針と深く結びついている資質(パソコンでいうWindowsやMacのようなOS的な資質)なので、自分の思考から言動・行動にいたるまで、常に絡んでいる資質の一つなのかなと感じています。それゆえ、私の経験では、すごく上手に働いて幸せなときと、働きすぎて苦しくなるときが絶えずあることが多いです。
クライアントの方の反応を見ても、第一印象が
「責任感がでて、ちょっと残念。うれしくない」
と言われる方が少なくなくありません。少なからず、私と同じような経験があるのかなと思います。

そんな「責任感」資質さんに伝えたいポイントが、こちらです。

選ぶ目を持って、引き受けるべきか否かを選んでみる
(「べき」と言ってしまっているところが、
私の責任感が出てしまっていますね^^;)

相手の提案を引き受けすぎも、受けなさすぎも、責任感資質が過剰に働きすぎている状態です。私たちは、こういう状態を『ベースメント(地下室)』と呼んでいます。せっかくの責任感資質がうまく活かされない。もったいないです。

その時は、返事をする前に、

大切にしたいことと直結しているのか?
その提案にワクワクしているのか?
状況的に受けられるCapacityがあるのか?
それを受ける・受けないことでその後の自分どうなっているのか?

を、ちょっと離れたところから自分を見てみて、考えてみてください。
あなたの誠実さは、相手はよくわかっています。
仮に、断ったとしても、あなたの信頼度は変わりません。むしろ、きちんと精査して判断してくれたというように受け取ってくれているでしょう。
いつも断りがちだった人は、受けて挑戦してみたことで、必ず自分の自信となり、周りからさらなる信頼を得ることで、自分の責任感資質を鍛えて行くきっかけとなると思います。

私の実例からいうと、家族からの「お母さん、xxxやって~」というお願いに、これまですべて受け入れながら、徐々に自分が疲弊して爆発!が多かったのですが、返事をする前に、上の4つを少し考えて、「今日は疲れたから無理~、できない~」と答えると、「じゃあ、俺がするわ」とあっさりやってくれたり、逆に「はい、ママおつかれ」とお茶を出してくれたりなんてことが。

まずは、目の前の日常生活での会話から、心がけてみてくださいね。

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