制限の解放

更年期障害で
いろいろ揺らぎがちな45才。　
sachikoと申します。

26歳頃から手荒れに悩まされ
ステロイドを使用するも治らず
色々手荒れを治す方法を調べ
たどり着いたのが
『自然療法』
でした。

主には
アロマセラピー
ホメオパシーなどでアトピー性皮膚炎を
治癒することを発信している
代替医療家のブログを参考にしていました。

ステロイドでは根本的な治癒には
至らないという意見を見て、
即ステロイドをやめたら
全身に痒みが広がり、
1カ月寝たきりになりました。

ステロイドを使わない皮膚科医を見つけ
1カ月ほど通い
そこで先生と少しお話をして
遠赤外線を全身に浴びる治療をしました。

あとはよく噛んで腹八分目、
青い魚を食べると良いよ、という
食事のアドバイスで
食事も変えていきました。

自分でも玄米にしたり
マクロビのような食事にしたり
試行錯誤してるうちに
3カ月ほどですっかり治りました。

30歳くらいにまた手荒れがぶり返し
それからはずっと
食には気をつけていました。

自然療法を発信している方の話を中心に
自分なりに調べては
食べるもの肌につけるものに
気をつけているつもりでした。

農薬、添加物、不飽和脂肪酸はだめ。
緑の野菜だめ、豆類ナッツ類だめ、
魚だめ。
オーガニック、無添加がよい。
などなど。

健康情報を鵜呑みにして、
健康オタクで
すごく偏った食事の結果
病気になりました。

私には合ってない食事の仕方だった。

上場企業の経理というプレッシャーや
激務、パワハラ体質な会社のストレスも
重なったのもあるとは思います。

老後◯千万円必要だ、
とか
不動産を所有しておいた方が良い　など、
先の不安を煽る情報も
自分で採用していて
どんどん不安とストレスの中に
生きていたように思います。

病気と診断を受け、
生きるためには西洋医学の治療に頼る他ない
状況となり
治療、手術と経て、
生き方も食も見直すことにしました。

当時、制限が多く
食べていたものと言えば、
ボーンブロススープと蜂蜜、フルーツ。

あれだめ、これだめ
という発信をSNSで見ては、
食べることが怖くなっていました。

ですが、入院し
3食は出して頂いたものを
ありがたく食べることにしました。

ほぼ完食。

量はしっかり食べるように栄養指導が入り
通常より多めでした。

色々なメニューを食べたおかげで、
退院する頃には
病院食のレシピで
家でも作れそうなものを作るのが
楽しみになりました。

食べる量も入院食くらいを目安に
食べれば良いと自信になり、
今までは圧倒的に白米の量が
少なかったことにも気付きました。

食材の制限を自分に課していて
ボーンブロスや野菜と言えば人参とか
魚はだめだから肉類ばかりだったので、
退院して
どういうご飯を作ればいいかな、
となった時に
ふと目についたのが
『薬膳』
でした。

長くなったので、
次回につづく。

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