[第二弾]アフリカ・マラウイの生活に必要なものは?-生活して分かった特に重要なもの編ー
マズカバンジ―!(マラウイの共通語チェワ語で"How are you?")
マラウイで生活して5か月。
「これ日本から持って来たらよかったー!」とか、「これ持ってきて本当に良かった♪」とか、気づきが多くなってきました。
そこで、アフリカ在住者が思う「アフリカ・マラウイに持ってくるべきもの(第二弾)」について書きます!
持ち物一覧表を載せたので、渡航準備にそのまま使えます。
以前、出発前に、私自身がアフリカに持っていく持ち物を例に アフリカに持っていくべきものをまとめていました。
詳しくは以下の記事をどうぞ。
[第一弾]アフリカ生活に必要なものは??-渡航準備編-|アフリカのきりん@国際協力×ビジネスブログ 協力隊・英国留学・専門家からアフリカを深堀するサイト|note
今回は、上記の記事の続きという事で、マラウイの実際の経験を通して気が付いた、アフリカに持っていくべきものを書きます!
(第一弾には電化製品を詳しく説明していたりするので、上記の記事もあわせて見るのがおススメ)
私のように後悔しないよう、ぜひチェックしてください!
1.アフリカ・マラウイに持ってくるべき 7選
第一位:タブレット
一番役にたっているのが、これ!
現地のSIMカードを挿せば、日本でスマホを使うようにアフリカでもネットが使えます。
日本で買うことのメリットは、金額が安いことと日本語が使えるということ。(マラウイでもお店を探せば買えるのですが、品ぞろえはよくありません。)
特に、パソコンの代わりにワードやエクセルなどで作業ができるのでおススメ。
砂埃や振動がすごい、また盗難の危険性があるアフリカでは、むやみやたらにパソコンを持ち運ぶのはお勧めしません。(パソコンは日本とつながるライフライン、エンタメの元なのでとても大切。)
また、パソコンでインターネットを使う時は、iPadでテザリングをして使っています。
※テザリングって何?という人はこちら。
iPad Wave / iPadの使い方 / iPad Air/iPad miniでのテザリングの設定方法と使い方 (2016.05.06)
読書用に使うことも考えて、私は片手で持ちやすいiPad mini2を選びました。
MP2G2J/A シルバー iPad Wi-Fi 32GB 2017年春モデル(iOS)
SIMフリーということを確認して持っていくことがおすすめです。
Apple正規店から購入するのが楽かも。(ネットでも購入可)
また、iPadなどタブレットを持参する人は、ケースをつけることをお勧めします!
たとえばこれ。
Easylife iPad mini 4防水ケース、ip68認定ショック、耐衝撃Dirtproofケースとカバーfor Ipad Mini 4、ブラック
日本より砂埃が多かったり、乱暴に扱われたりするときに、
防水・防塵用のケースはとても役に立っています♪
(マラウイ人にiPadを貸すときがあるんですが、その時も多少乱暴に扱われても安心して見守れます。)
※例えば
iPad以外に、盗まれても平気なくらいの金額で、 SIMフリースマートフォンを持ってきている人も結構います!スマートフォンの中古品もよいかも。
盗まれてもいいって思えるので、結構町中で使うことができるのでおススメ。
iPhoneはマラウイでは高級品ですが、サムスンなどのスマホを持っている人はちらほらいます。
現地の人から見ても、飛び切り高級だと思われず、同じ目線で使えます。
たとえばこれ。(2017年度の情報なので、最新情報はSIMフリースマートフォンでググってください)
geanee FXC-35 [3.5インチ Android SIMフリースマートフォン 3G対応]
第二位:日本の食材
次に絶対必要なのが、日本の食材。
アフリカ(特にマラウイ)では、日本の食材を手に入れるのが思ったよりも難しいです。
アジアや欧米など18か国を旅行・留学したことがありますが、こんなに日本の食材を見つけるのが難しいのは、マラウイが初めてでした・・・!(2017年当時の情報なので、もう少しバリエーションは増えているかもしれません。要確認です。)
アジアはイオン系列のスーパーやセブンイレブンなどがあるので、結構手に入ります。アメリカも日本系スーパー・中国系スーパーがあるので、何でも手に入りました。
特に以下のものが手に入らない&ほしくなるのでおススメ!
どうにかこうにかして、持って行ってください。笑
(アフリカ在住者へのプレゼントとしても、喜ばれるはず。)
[アフリカに持っていくべき日本食材]
中華系鶏ガラ(ウェーパなど)
のり、わかめ、ひじき(乾燥タイプ)
七味
わさび、からし、しょうが(粉わさびが便利です)
タレ系(ニンニクのタレ、焼肉のタレ)
おたふくソース
みそ、インスタント味噌汁
お茶漬けの素(炊飯器がなくお米を保温できないとき、硬いご飯もおいしく食べられます)
みりん
めんつゆ、ほんだし(重いがめんつゆの方が簡単で便利)
日本酒
チョコレート(海外のチョコレートは日本の味と全然違います)
すしのこ(これがあればお寿司がつくれます)
お茶のパック(緑茶、麦茶が懐かしくなります)
カレー粉(インド系のカレーは売っていますが、日本のカレーが恋しくなります。)
鍋キューブ(入れるだけで日本の鍋が簡単に作れるキューブ状のもと。)
例えば
この鍋キューブは、実際に先輩隊員がマラウイに持ってきて人気でした!
調味料のみでは、なかなか自力でこの味付けはできません・・。
逆に、マラウイに売っていて持ってくる必要がないものはこちら (荷物制限があるので、重いものはできるだけ現地調達するのが吉!)
[マラウイに持ってくる必要がない日本食材]
しょうゆ(キッコーマンが売っています)
マヨネーズ(キューピーじゃないですが、欧米系のが手に入ります)
ケチャップ(カゴメはないですが、同じく欧米系のが手に入ります)
コーヒー、紅茶(むしろ産地です)
お米
ごま油(中国製がたくさんあります)
第三位:虫対策グッツ
マラリアなど病気の原因になってしまうこともあるので、虫対策は重要。
日本で販売している虫対策グッツも意外と役に立ちます!
〇蚊対策にはこれ!
蚊がいなくなるスプレー 蚊取り 12時間持続 200日分 無香料 (防除用医薬部外品)
押すだけで、一部屋まるごと蚊を除去してくれます。マラウイの蚊にも効果抜群!電気・電池もいならいので便利。
実際協力隊の先輩も私も使っていました。
液体式もあるので、そちらもよいかもしれません。
スプレー式の体にかけるような蚊対策グッツは、マラウイにも売っているので、たくさん持ってくる必要はないかもしれません。(結構強めなので、肌が弱い人は日本のものが良いかも。)
または、蚊取り線香!
金鳥の渦巻 蚊取り線香 30巻 缶
日本の蚊取り線香もマラウイではけっこう効きます。
マラウイに中国系の蚊取り線香も売っていますが、湿気ってすぐに火が消える粗悪品でした・・。
〇ゴキブリ対策にはこれ!
個人的には、巣に持ち帰って、巣を死滅してくれるタイプがおすすめ。
なんでかというと、ゴキブリホイホイのような、捕まえて捨てるタイプは、
ゴキブリが大量発生した時に、すごい数のゴキブリが引っ付いちゃうから。(日本の比ではありません)
捨てるのに勇気が結構必要です・・・。
(実際にマラウイのある家で、ホイホイ一面に張り付いていた事例を聞いたことがあります。)
できればゴキさんを見ないで、巣の中で絶滅してくれれば最高です。
例えばこれ。
第四位:日焼け対策
日差しが強いアフリカ。
焼けるスピードは、尋常じゃありません!
私は5か月マラウイで過ごした結果、めちゃくちゃ焼けました。
アフリカ人の肌は日焼けに強いのか、 マラウイで日焼け止めが売っているのを見たことがありません。
もし売っていても肌に悪そうな気がするので、日本製のを持参することをお勧めします!(首都にはヨーロッパからの輸入品も売ってる可能性があります。)
第五位:下着、靴下
できれば日本から持っていきたい、下着と靴下。
下着は自分にぴったりなサイズで、普通の質の物を見つけるのが難しいです。 チープなものは手に入りますが、長期的に使うとなれば日本で買ったものがいいかもしれません。
靴下もなかなか売っていません!
何でか考えてみたところ、マラウイ人はサンダル(または裸足)で、靴を履いている人がそもそも少ないから。
私も女性用の靴下で自分のサイズ(24.5cm)に合うものがないので、しょうがなく男性用靴下を買って使っています。笑 (デザインとか全然気にならなければ、手に入ります。)
コスパと長持ちするかどうかを考えると、日本のユニクロなどで買うのがおススメ。
第六位:体を洗うボディタオル
意外にないのが、体を洗うタオル。
よく欧米系のドラマに出てきそうな、下図のようなスポンジはあるのですが、 日本でよく使われる長細いタオル状のタイプは全く売っていません。
スポンジで何が困るかというと、背中が洗いにくいこと!
たかがタオルと言えど、長期間生活する上では重要な問題。以外に日々の小さな困りごとで、イライラは蓄積します。笑
長期滞在する人、こだわりがある人は、特に1本持ってくることをお勧めします。
炭の力 ボディタオル
少しこだわって、数百円プラスの好きな物を買うと、アフリカでも生活の質が保たれてよいかも。
第七位:バックパック
キャリーケースもいいですが、バックパックを一つ持っていくと便利!
[ザ・ノース・フェイス] リュック TELLUS 45 NM61509 L K ブラック
マラウイでは道に鶏やヤギや牛が歩いているのが通常ですが、道に落ちているフンや、変な物体をよけるにはバックパックが最適。
また移動する際も、常にキャリーケースを運べるような移動手段が使えるとは限りません。
自転車タクシーやミニバスに乗るときは、バックパックが便利。
バックパックを選ぶときは、「雨除け」が付いているのがおすすめです!
晴れているときも、常に雨除けを使いましょう。
荷物を汚れから守れるだけでなく、すりなどの盗難から守ってくれます。
第八位以下:持っていくか悩むもの
生活する上で必ずしも必要ではないけどたまに困る、手に入れにくいものをご紹介!
日本より高かったり、質が悪かったりして、買いにくいものです。
①コンタクト洗浄液
首都に売っていますが、かなり高い!
500ml一本8000MK(マラウイクワチャ)。約1248円(2016.5.21現在)で日本よりも高いです。
マラウイで1食が1000MKと考えると、現地感覚としては8000円くらい。
②薬、化粧水・乳液など
薬は売ってはいるのですが、全体的に日本の薬よりも強力で、たまに怪しいです。
目薬や胃薬、化粧水や乳液など、普段使っているものがあれば、それを持っていくのが一番です。
③折り畳み傘
日本のような折り畳み傘はなかなか売っていません。
たまに中国系のお店で見かけますが、大きかったり、すぐ壊れたり、柄がひどかったりします。
できれば日本から1本持っていくのがベスト。
④ティッシュペーパー
意外に売っていないのがティッシュペーパー。
首都の高級スーパーにも在庫切れが多く、たまにしか見ません。
トイレットペーパーで代用できますが、ポケットティッシュをいっぱい持っていくと、トイレの紙とかに代用できたりして、いろいろ便利。
⑤サランサップ、アルミホイル
これまた意外に高いのが、サランラップとアルミホイル。
大都市の高級スーパーでしか手に入らなく、しかも高いです。
そして質は最悪ですぐ破れます。(日本のクオリティーはあきらめるのが一番)
食料の保存は袋で代用できるので、日本から持っていく必要はあまりないと思いますが、
日本クオリティのものを使いたい人は持参する方がいいかも。
⑥服
重量制限で多くは持っていけないけど、どうするか悩むのが服。
もちろん手には入りますが、日本のような服は手に入りません。
(大きすぎたり、破れていたり、デザインが微妙だったり。)
日本に帰国する際に税関で止められないよう綺麗な服一着と、
ユニクロのヒートテックなど機能性がある服は持って行った方がいいかも。
⑦納豆菌(納豆)
最後はこれ!
納豆が好きな人は、納豆菌を持っていきましょう。
日本料理屋が一軒もなく(2017年当時)、全く納豆が食べられないマラウイ。
この間友人が納豆菌を使って作ってみたところ、約3日間でかんたんに作れました!
久しぶりに食べる納豆は絶品。ぜひおすすめします。
つくった納豆はこちら。色は白いですが、味と食感は本物です!
2.アフリカへの持ち物一覧表(最新)
アフリカ生活の反省を活かして、一覧表を色付け修正してみました!
旅行の準備にどうぞ!
※太文字が特に重要なもの。赤文字がマラウイに来て必要だと分かったものです。
以下リンクから飛べます↓
[Google Shett]アフリカに持っていくものリスト(更新版)
アフリカに持っていくべきもの、いかがでしたか?
日本にいるときは、アフリカの生活は想像しにくいもの。
しっかり準備して、楽しいアフリカの日々を送ってください!
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