「公演中止(を逆手にとろう)本」企画日誌 2

「公演中止本」企画、たくさんの反響をありがとうございます。
色々な調整で、すでに頭はパンクしています・笑。

そしていまだクラウドファンディングの募集に至らず、なのに取材は決まり(ありがたいことです)、企画がおじゃんになっても出費は決定し、胃がキリキリしています…。

クラウドファンディングですが、

All-In 方式(目標金額を達成しなくても資金を受け取れプロジェクトを進めるタイプ)かAll-or-Nothing 方式(目標金額に達成しなかったら企画は成立しない)でけっこう悩み、すでに経費はかかりつつあるのだから、目標金額に達しなくても(我々が赤字をかぶり)やるしかないんではないか?とも思ったのですが、喧々囂々の討論の末、やっぱりAll-or-Nothing 方式にしました。

目標金額に達しなかったら、やりません。

なおそれまでに取材したコンテンツについては、どこかで有料掲載し、赤字を回収する方向です。これもまた別途、クラファンやるかな?ってところ。

そして目標金額は強気で、きちんとペイラインの300万にするつもりで動いています。

(しかし、「え、画像必要なの?わーみんな超凝った募集画面にしてる…画像…もうお花の写真でいいんじゃない?みたいに、いちいち面倒ですね!ほんと、今のところこのnoteみたいに文字ばっかりですよ、作りかけのクラファン募集画面。)

さて、本日の途中経過です。すみません、箇条書きです。

・編集チームに仲間がひとり加わりました。心強い。

・ご参加いただける俳優さんがひとり増えました。これで3人なのでクラファン募集に動き出してます。

・ほか、現在5名の俳優さん(女性含む)に打診中です。

・印刷の見積もりも出しました。

・デザイナーさんも決まりました。まだ決定ではなく、企画自体なくなるかもしれないという段階で、快くお受けいただきました。感謝。

・これ、私の今日のハイライトなんですが、某劇場が、撮影場所として協力してくださることになりました。取材する俳優さんたちがいま出演していたはずの劇場、というわけではないのですが(それができたらいいのですが貸館だったりするとかなり難しいです…)、「公演中止になっている劇場での撮影」ということ自体に意義があると思っています。本当に嬉しい。ただもちろん、公演中止のあいだに限り、なので、これまた時間勝負だ!

・あと、取材を引き受けてくださった俳優さんの事務所が、事務所の場所を貸すよ、なんてお話もいただいてます!ありがたいです。

・ただ、やっぱり「公演中止でもぜんぜん休みじゃない、忙しい」問題は依然としてあって、3/8まで(もしくは3/15まで)に時間がとれない、って俳優さんもいるんですよ。公演中止の時間のあいてるところで……という企画意図がブレつつあるのですが、それでも参加を検討してくださっている方も多く、なんか、逆に余計なことやってすみませんって気持ちにもなっていますよ……。

・きのう企画案(サブコンテンツ)として挙げ、体感として最も反響があった「プロデューサー座談会」なのですが、本当にすみません、企画変更です。何方向かにお話をもっていったところ、「公演中止について公に語る予定はない」というようなお話や、シビアなご意見もいただきました。我々も、公演中止という事態に対して物申す!というセンセーショナルな切り口にするつもりはなく、「公演中止は当然とのこと」というような企業の見解などを素直にお伺いしたく、その趣旨もお伝えしましたが、まず「同業他社で(もしかしたら)センシティブにならざるを得ないテーマで話す」のは、たしかに難しかったのかもしれません。
かわりに、公演中止になった某作品のプロデューサー氏おひとりのロングインタビューをしたいと思います。こちら、お名前を出していいのかの確認を取り損ねたので、出せるタイミングでお伝えしたいと思いますが、たぶんここをご覧の方の99%は、作品名をあげたら「ああ」となる有名作品のプロデューサーです。
中止の決断に至るまでの経緯、その時の思い、その後の対応についてなど、じっくり聞いてくる予定です。

・ほか、私はお世話になっている某プロデューサーさんにいろいろご意見をたくさんいただいて、ご協力もいただきました。身近な方がいっぱい助けてくださっていることを実感。感謝。


……こんなところかな。

最後に自慢させてください。

池田成志さんが!興味を持ってくださって、ご意見までくださった!
これ、すごくないですかー?
素直に喜ぶ。

ほかにも、リプライをくださった方がけっこういて、すべて読んでいます。
ご意見も、応援の言葉も、ひとつひとつがありがたいです!
お礼を申し上げます。

引き続き頑張ります。

(なお、池田成志さんにはこのように返信いたしました)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?