見出し画像

#53 育休中にタイムスリップしたらこれをする 〜拝啓5年前のわたしへ

今日は5年前のわたしへ

このシリーズは、わたしが過去の自分に対して、手紙を書くように、自分の気づきや大切にしたいことをしたためていく、100日note投稿チャレンジです

今から産休や育休に入るとしたら、わたしは何をしたいだろうか。
クライアントのご相談を受けている中で、育休を活用されている方と話す機会があり、いろんな深掘りとアドバイスをした。
もし、5年前の自分にできることがあるとしたら何を伝えようか。

ちなみに、6年前。第一子妊娠中の後半は、フリーランスとしてジョインしていたチームが解散してしまったタイミングだった。なので、いつ生まれるかはわからない状態で、いろんな仕事をクラウドワークスで受けてみたり、インタビュー音声の文字起こしや音声編集をしていた時期だった。そう思うと感慨深い。当時のわたしは、フリーランスであっても企業の中にほぼ社員のようにガッツリと入る形しかイメージが持てておらず、まさか自分がサービスを提供する側に回るとは思っていなかった。当時のわたしに今の知識を持っていけるとしたら何をするだろうか。



1.なるべく休もう。

一番初めにこれが出てきた。たぶん、バリバリ働いてきた人にとっては選択しずらい項目だと思う。だけれど、これはとても大切だ!だって、このあとは、もう、しばらく休めない!笑(笑えないよね)
そして、子どもがいる中で仕事をすることになった時に、過去と同じように「時間」で勝負ができなくなる。「あの人は多くの時間を働いてくれるから仕事をお願いしよう」この切り札がなくなる!なので、これまでと違った視野をいかに持てるかが大事なのだ。

2.興味があるものにひたすら時間を使おう

特に、これまで頭をチラついていたけれどやらなかったことをお勧めしたい。小説を書いてみたかったら書いてみてほしい。絵を描きたかったら書いて欲しい。歌いたかったら歌って欲しい。美術館を巡って欲しい。身体にさわりない程度に運動をしてもいい。
第二子のタイミングでは、Wordpressにプラグインを使ってホームページを作れることを知り、そこからノーコードのホームページ制作に移り・・・と、ホームページ作りにどハマりしていた。その後、ホームページをお仕事で受けたり、Canvaを使ったお仕事が増えていくことになる。どハマりできるものにはぜひどハマりしてほしい。


3.どんな生活をしたいか描きなおそう

改めて、どんな生活がしたいかを描きなおそう。子どもがいる生活の中でバリバリ働くのが幸せな人もいれば、極力仕事時間を減らしたい人もいると思う。自分の中で、こどもがいる生活の中でどんな時間の使い方が理想かを考えることをお勧めする。ちなみに、今のわたしはあと1年半後に小学校に上がる長女のことを考えると、そこまでにある程度ビジネスを凝縮できる形を目指してエンジンをかけているところだ。人によってプランは違うと思うけれど、イメージしておけるといいなと思う。


4.仕事と関係ないコミュニティに所属する

オンラインコミュニティやいろんな学びの場に参加するのも違う縁ができていい。もちろん育休後に元の会社に戻る人が多いと思うけれど、育休明けに元々の会社に復帰したものの、もっと違う働き方を模索しておけばよかった、という人は一定数いる。そういったときに、外の世界をみておけた方が自分の会社という枠を外した中での強みがわかる。


5.お金をもらわない形でのGIVEをする

今後もつながっていたいという人に対して、自分ができることでGIVEをしていくことは、ただ単に恩を売りましょうという話ではなく、自分のスキルアップや、実績につながる可能性があるので意識してみるといい。実際に、わたしはかなりこのパターンで仕事をいただいていると思う。ゆるやかにつながっている人に、できる時は自分のリソースを提供していく。別で実績も積み上げていく、としていると、人は短期的な目線ではなく、長期的な目線で自分を見て、仕事を依頼してくれることにつながる可能性がある。もし仕事に繋がらなくても、次のポイントの意味でも価値がある。


6.自分の仕事における好き嫌いを知る

GIVEをしていく過程として、自分のリソースを仕事的に提供しているときに、「とっても楽しい!!やばい!いくらでやっていたい!!」と思うことと、「お金をもらったとしても、これはきつい。続けたくない」と思うことが出てくる。
資格を取る人たちに、ちょっと気をつけて欲しいと思うことが、実際に提供してみるまでは、「資格で培ったスキルを活かす実践の場が好きかどうかわからない」という点だ。例えばあなたが、コーチングの資格を取ったとしても、人の話を聞くより聞いてほしい人かもしれない。これは実際にやってみるしかわからないのだ。だからこそ、お金をもらわないある種無責任な場でTRYさせてもらい、合わなかったらその後二度と提供しなければいい。
この、仕事における好き嫌いを知る、はめちゃくちゃ大切なことだと思う。


7. キャリアチェンジを考える場合はいろんな業種にトライを&そして自己分析を

わたしは第一子出産後の復帰の時に、転職活動をしていた。何社か受けていた。落ちることも、受かることもあったけれど、当初はどこにも受からないくらいの気持ちだったことがある。自分の何のスキルをどう活かせるかがわからなかったのだ。ただ、自分の経歴やスキルややりたいことをしっかりと棚卸して、何をしていきたいかを明確にできると途端に通る会社があった。特に社長さんが子持ちの場合、理解がある人も増えているので、熱意やスキルが伴えば可能性は全然ある。ただし、これらの作業も時間がかかるので、いろんなところを受けたり、自己分析をするのは大切だと思う。普通の転職エージェントももちろんありだとは思うけれど、信頼できる自分が気になるキャリアに詳しい人に相談するのも有効だと思う。


わたしは妊娠前に、フリーランスの先輩方に「子どもを産んでからでもやりたいことはできる!」と言われたのが大きな後押しになって子どもを持つことができた。なかなか実際の状況になるまで信じられないこともあったが、確実に子育てをしながらでもやりたいことはできる方法はあると思う。また、子どもがいるからこそ、本当に求める生き方や働き方を考えることもできるんじゃないかと思う。
少なくともわたしは、子育ても仕事も諦めたくない人を、全力で応援したい!!

まだまだ書ける気がするがそろそろママタイム(子どもを甘やかす時間)なので終わりにする。

書いていて、まさに上記に書いた内容を実践してもらいやすい場を作りたくて、さちえるフリーランス基礎講座を作ったんだなと思った。上記の全てを大切にしているので、気になる人は個別面談にぜひ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?