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高尾山に行くなら山手線ではなく中央線に乗りましょう

京王線でもいけますね。

コーチングをしていると、「努力&行動してるのに、努力&行動する方向性が違う」というクライアントさんが、たまにいらっしゃいます。

時間とお金を投資してコーチングを受けている時点で、しっかり行動していて、しっかり努力もしているわけで、行動してないわけじゃないんです。自分の課題に対して、解決しようと頑張ってるんです。でも、行動する方向性が違うから、なかなか思うようにいかなくて、袋小路になってご相談にいらっしゃる。

例えば夫婦関係だったら、居酒屋で愚痴いってないで、ちゃんと向き合うべき、話し合うべきは配偶者だったりする。親子関係だったら、子どもがけがしないように、失敗しないように、レールを敷くことに終始してないで、子どもの個性を、良さをちゃんとみることだったりする。

向き合うべきことに向き合わず、不安や恐れに基づいた行動、また、自分を納得させたいがための行動をとって、それでなんとかしようとする。

かくいう私がず~~~~~っと、そうでした。

ずいぶん長いこと、寝る間も惜しんで人一倍行動しまくってるのに、報われない日々を送ってきました。中央線の高尾山にいきたいのに、山手線にのってぐるぐる回って「着かな~い、なんで~」といっているようなものです。

私が山手線にのっていたのが、たぶん2000年ごろから10年以上。私がコーチングを知って、中央線にやっと乗り換えられたのはその後でした。

山手線に乗ってた時に教えてほしかった…

と、心底思います。


もちろん、山手線にのっていたからこそ得たもの、わかったこともたくさんありましたから、その乗車期間を全否定はしません。でも、早く中央線に乗り換えていたら、出さなくてすんだ犠牲もありました。


多くのクライアントさんを見ていると、課題やシチュエーションやレベルは違っても、皆、同じ性質の課題を抱えてしまうのだな、と思います。こういうの、自分じゃわからないのです。わからないから、なんとかしようとがむしゃらになって、袋小路になる。

実際に、キャリアの相談でいらっしゃっても、「結局、課題はキャリアじゃないじゃん、そっち(転職とか資格取得とか)の方向ではないのでは?」っていうケースは少なくありません。というよりも、もっと本質的な課題があって、それがキャリアの課題として表れているだけだったりします。

で、その課題をクリアする方向性に導くと、キャリアの課題は昇華していきます。逆に、こういうとき、同じ方向性で転職しても、また同じことを繰り返します。

このことは、

でも、書かせていただきました。


だから、私は高尾山に行きたいクライアントさんが山手線に乗っていて、山手線の中で何をすべきかご相談にいらしたら、もっと広い視野をみて、中央線に乗り換える提案をする、そういう本質的な手助けをしたいのです。もちろん、京王線でも徒歩でも自転車でも車でも行けますから、選択肢を一緒に考えて、最終的にどれを選ぶかは、クライアントさん次第です。


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