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破天荒な母をもつ娘のMy story3~わたしの使命~

「ママはわたしのこと嫌いなんでしょ」

小さなカラダを震わせながら訴える少女

「嫌いだよ」

怒りにまかせ鋭い目つきで少女を見つめる母


ある出来事からわたしの前で繰り広げられる
友人であるシングルマザー親子の会話です。


わたしはこの時
どちらも抱きしめたかった。


でも、
他人のわたしがここに介入してはいけない
勝手にそう思っていました。


助けて欲しい


この言葉が言えないの。
母も子も。

子は母の大変さを感じていて
わたしはお姉ちゃんだから我慢しなきゃ。

そう思って母に
「愛して欲しい」
たったひとことが言えない。


そして母親は
自分が家族を守らなきゃ
わたしがしっかりしなきゃ

そう思って誰にも
「助けて」
たったひとことが言えない。

簡単なようで難しい言葉。


冒頭の出来事を目の当たりにした時
わたしは過去の自分と重なりました。

わたしが幼少期に感じていた母への感情と
母が家出をしていた時に弟を育てていた時の感情。


助けたい


あの出来事のあと
友人のインスタにあがったひとことを見て
やっぱりわたしが助けなきゃ!!そう思い
わたしの気持ちを長文でLINEしていました。

友人とわたしは状況は違うから一緒にしちゃいけないのかもしれない
でもわたしはこの親子を救いたい!
とにかく話だけでも!!
と感情のままに手が動いていました。

友人からはありがとうという言葉と
長文で彼女の想いが綴られていました。

泣きました。
言葉に出せてよかった。

これで救えたわけではないし
今も見守ることしかできないけれど
話を聞いてくれる人がいる
それだけで救われるんですよね。


この出来事からシングルマザー支援がしたい!
と思うようにもなりました。

『母も子も尊重される世の中に』

これがわたしが願いです。


『食』を学ぶきっかけ


シングルマザー支援がしたい
と言っても何からしたらいい?

わたしの今の収入では寄付をするといっても
微々たるもの。
他にもできることはないか?

そんな時に食育講座の案内を見て
「食べることは毎日のこと、一生続くこと」
何かきっかけになるかもしれない!
そう思って学ぶことにしました。

学びながらいろんな点と点がつながりました!

栄養不足だと
・幸せを感じにくい
・イライラしちゃう
・落ち込みやすい

などの性格だと思われていた感情にも影響する。

食べるもので性格が変わるなんて!

嘘みたいなほんとの話です。


実践して変わった体調


学んだことを実践しないと伝えるにも伝えられない
そう思い料理はすっごく苦手ですが
なるべく自炊で食生活を整えることにしました。

外食、お惣菜やお弁当が多かったわたしには最初は大変でした。

ですが変化を感じられるようになってからは
むしろ料理が楽しくなっていました。
自分でもびっくり!!
でも好きにはなれてません。笑


食生活を変えて
特にわたしが感じた変化は『生理痛』

毎月うなされベットから動けない
冷や汗、吐き気から失神し救急車で病院に運ばれたことも。

生理がくるのが怖くて
生理前の暴食、イライラも体質だから仕方ないと諦めていました。

でも食事を整えて2ヶ月後生理の時に痛みがない!!

びっくりしました。

体質だと思っていたものがなくなるなんて思ってもいなかったから。


そんな経験から今は
生理痛に悩む人をなくしたい!と活動をしています。

また、この活動を通して
シングルマザー支援に繋げていけたらなと思っています。


現在の母と娘(わたし)


「シングルマザー支援もうやってるね。
お母さんのこと助けてるじゃん」

お客様から言われたこの言葉。
そうか!もうやってるのか!

なんか不思議な感覚だけど嬉しかった。

あんなに嫌で最悪だと思っていた母との関係も
今では月に1度母と2人でランチに行くし
いろんな相談にものるし
わたしのやることは何でも応援してくれる。

いつからか母を母だと思うのを辞めました。
母だと思うから母親らしさを求めてしまう。
でも、それを辞めたら楽になったんです。


なんとかなる


わたしは常になんとかなる!と思っています。

それは母を見てきたから。
こんな母でも何とか生きてこれている。

どんなことがあっても乗り越えられないわけがない!

そして辛い時や苦しい時
手を差し伸べてくれる人がいた。

わたしは人に恵まれているんだ♡

こんな風に思えるのも母の娘だからかな。

大嫌いで大好きな母。
わたしを産んでくれてありがとう。



母をはじめ
シングルマザーに希望を与えたい。

わたしの物語はまだまだはじまったばかり
これからもっともっとおもしろくなってくんだ♡

『女性の人生の底上げをする』

そのためにわたしは立ち止まってはいられない。


END.


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