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超人見知りな私が海外に住んでいる理由 その①

バリ島からこんにちは、さっちゃんです。

今日は超人見知りで、自から人に声をかけることもできなかった私が
なんで海外に住んでいるのか、住めているのかについて書いていきたいと思います。

「願ったことは必ず叶う」
私はここ数年、これについてよく考えています。
瞑想講師として、気功師として、コーチとして常日頃みなさんにそう伝えてきてはいますが、自分の実体験をお伝えすることによって、もっと現実味を感じていただけるのではないか、そう思い今日は私の体験をお伝えしていきたいと思っています。

私は2010年からインドネシに住み始め、今年で12年になります。ここに住むようになったきっかけは2002年に初めて訪れたバリ島旅行がきっかけでした。
初めてバリ島を訪れた私は「私、ここに住むわ」と予言のような、宣言のようなそんな言葉を自分でも意図せずに発しました。
それでもその当時はまさか自分が本当に、しかもこれほどまで長い期間こちらに住むなんて思いもしませんでした。

私が漠然と海外に住みたい、そう思うようになったのは中学生の頃でした。
初めて英語を学び、「かっこいい」「外国に行ってみたい」そんな事を思い、漠然と外国へ対する憧れを持っていました。
そんな私の夢がまず叶ったのは大学1年生の時でした。

友人たちと海外旅行へ行こうという話で盛り上がり、人生初の海外旅行でオーストラリアへと行ったのです。今でもその時の光景ははっきりと覚えています。
私が今まで住んでいた日本とは空の色も木々の緑の色も全く違い、抜けるような青空、深い緑の色、そして街中の全てが鮮やかで私が思い描いていた「憧れ」がそこにはありました。

将来私は海外に住みたい!

そう心に強く決めたのはこの時でした。そこから私はどうしたら海外に住めるのかを調べ始めました。
選択肢は①留学 ②海外就職 ③結婚 
私が調べたり、考えついたものはこの程度でした。しかしこのどれも私にとってはハードルが高いものでした。

留学するとしたら何百万円ものお金がかかり、そんなお金自分では準備できない・・・親に頼むのは無理。

海外就職するとしたら、今の私には英語力が足りない。しかもこんな人見知りな私が海外の会社で働けるとは思えない・・・。
映画やドラマで見る海外の会社にはいわゆるキャリアウーマン的なバリバリ働く人ばかり。そんな中で私はやっていける自信がない・・・

結婚?ないない!(笑)彼氏だっていないのに、さらには外国人の旦那さんなんてそう簡単に見つけられるわけないし・・・

そうやって自分の夢を妄想しては、現実と見比べて「やっぱり無理か・・・」と否定し続けていました。


そんな私はとりあえず海外に行けそうな就職先を見つければ、もしかすると海外赴任とか海外に頻繁にいける機会があるのではないか?そんな事を思い旅行会社に就職をする事にしました。

当時の私はいわゆる就活というのをせずに
「旅行会社に就職する!私の希望はA社とB社」

それしか考えていませんでした。そして、本当にA社とB社にしか申し込みをしませんでした。
今思うとすごいチャレンジと自信です。
就職できなかったら・・・?なんてことはその時は一ミリも考えていなかったのです。

夢を叶える1つ目のキーワードは「根拠のない自信」

私は旅行会社に勤めると決断したのです。決断とは決めて断つ事です。
つまりは、自分が決めた事以外の選択肢を持たない。
私たちの多くは「こうなったらいいな〜」と思いながら、叶わなければこうすればいいか・・・と決めた事以外の選択肢を断っていないのです。

でもそれが実は「無意識」の働きによって望むこと以外の現実を引き寄せる原因なのです。
決断しないことによって、私たちの脳(無意識)は安全な方(~でいいか)の方を選択するようにできているのです。

2社しか受けなかった私は見事にそのうちの1社に内定をもらい、まずはそこで約3年間働きました。たった3年でしたが、私はこの3年で必死に可能な限りの仕事を学びとりました。
営業成績も表彰されるまでになり、当時の私としては現在の業務でできることが全てやった、と思っていました。

当時の私は、「外国人担当」と言われるほど、顧客に外国人が多くなりました。自分で好んで接客していることもそうでしょうが、これがいわゆる「引き寄せ」です。

引き寄せとは偶然引き寄せているように言われることもありますが、全ては自分の無意識(潜在意識)が引き寄せているのです。
私が外国に行きたい=外国人と関わりたい=他のスタッフが嫌がる外国人のお客様を積極的に受け入れる=外国人のお客様担当になる、という無意識による夢実現なのです。

私はこの旅行会社での勤務の中で、お金がなくても海外に住むことのできるワーキングホリデーというビザを学ぶことができました。
外国人との免疫もできた私は、会社を辞めオーストラリアへと旅立つことになりました。

でも、タイトルにもあるように私は超人見知りなのです。
海外へ出たは良いけれど、人見知りがゆえに中々友達もできないし、自ら誰かを誘う、なんてことはしたことがありませんでした。
それでも語学学校へ通い、現地日系旅行会社のアルバイトで働き、本当に大変な思いや、悲しい思い、帰りたい、そんな思いがあったものの・・・

でも・・・心の奥では、私は外国に住みたい!そう思っているわけですから、当時1年間しか有効でなかったワーキングホリデービザの有効期限である1年後に、すんなりと日本へは帰りたくない!そう思っていたのです。

そんな私は、どうしたらこのオーストラリアに住み続けられるか、を考え始めるのです。

夢を叶える2つ目のキーワードは「リアルに思い描く」

私は子どものころから想像力には長けていました。
自称妄想族w

だから、こうなったらいいな~とか、こういうのがいいな~とか
よく想像していたのです。
そして、ここオーストラリアでも私の妄想は止まりませんw
もしかしたら、素敵な男性と出会って恋をして、結婚しちゃったりするんじゃない?そうしたら、こういう家に住んで、こういう家庭をもって・・・とどんどん妄想は広がります。

ここでちょっとだけ脳のお話。
私たちの脳は自分の夢を実現させるためにはとてもクリエイティブになるんです。「あれがしたい!」と本気で思ったらそれを実現させるために、様々な手段でそれを実現させるように動いてくれます。
もちろん逆もしかりで「これはしたくない」と思ったらそれも、実現させないように様々な理由を思い浮かべます。

そして、私は妄想の通り、オーストラリアに住む!という目的のために彼氏を見つけ、結婚する事になる、というとこまでいきました。
どうして超人見知りな私が結婚までできたのか?それは人見知りが故です。

先に落ちを話すと、その人とは結婚しませんでした。
結婚式の3日前に「やっぱり私結婚できない!」と家族の前で涙を流しながら結婚を取りやめたのです。

なぜ人見知りの私が外国人の彼氏を作ったのか?
それは、「言い寄られたから」
日本人女性あるある、かもしれませんね。

彼は私の仕事で関係のある人でした。
私が付き合うと決めたのは、言い寄られて軽い女だったから、ということではなく(笑)私にとってはその彼が「良い人」に思えたからです。
いい人=どうでもいい人
なんてよく言われますが、まさにその通りだと思います。

積極的に自分から声をかけて出会った人ではなく、向こうから言われたから付き合い、そして結婚までしようとしました。
これは、私だけではなく世の中に多くあるケースだと思います。
決してこれが悪いのではなく、大事なのは「目的」つまり、ゴールです。

自分が思い描いているゴールは本当のゴールですか?

ということです。当時の私がゴールとしていたことは「オーストラリアに住む」というゴールでした。
今ならわかりますが、私の本当のゴールはそこではなかったのです。

結果、日本へ帰国をしその彼との結婚も破談にし再び日本での会社員生活が始まりました。


第2弾へ続く

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