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自分の声、発掘

手放し作業は続いている。

封を開けていないCD-Rを発見。ラベルを見ると、地元コミュニティFMの番組にお呼ばれした時の録音だった。2021年と、2023年の分。声の張りが全然違う…2021年は乳がんが見つかった市の検診を受ける1か月前、2023年は術後1年検診の直前だ。

番組のパーソナリティをされている方がそれぞれ違うので、私の話し方のテンションも違うというのもある。実は先週くらいに、更に前、2018年の録音を聴いたところだった。さらに若くて、なんというか希望に満ちている(内容はグリーフケアの話で、パーソナリティーの方の死別のお話を伺っているうちに、2人で本気で泣き始めてしまうという、ある意味神回だったのだけど)。

ちょうど2~3年おきに出させていただいて、その時の自分の状況や気持ちが声で残っているのは、こうして聴いてみるとありがたいことだ。確かに私が歩んできた道がある。そしてその先に今があり、未来がある。また再来年あたり、どこかでお話させていただく機会があるかもしれない。その時私は何を語るのだろう。

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