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幸せのリセット?

YouTubeのおすすめにあがってきたこちらの動画。

サイトウさんの毎日心理学チャンネル
【人生変わる系】幸せについての意外な真実
https://youtu.be/ymUpZZZ_euw?si=c0vt0xTNil3r-Mee


幸せは蓄積できない??

エリザベス・ダン氏という、幸福に関する研究の第一人者によると、毎日幸せは基本的にはリセットされるという。
どんなに幸せだと感じていても、どんなに不幸だと感じていても、寝て起きたらプラマイゼロで、ゼロスタートになるのだそうだ。

つまりその日一日をどんな気持ちで過ごしたとしても、しっかり寝て起きたら全く新しい一日、まさにToday is a brand new day!なわけである。

動画の中でサイトウさんは、『Three good things』は夜でなくて朝行ったほうがいいのではないかと提唱している。
夜幸せな気持ちになって寝ても、朝リセットされてしまうのだったら、朝から幸せな気持ちになったほうがいい、ということだ。

ちなみにThree good thingsについては、2021年3月1日の日本経済新聞の記事にこのように記載されている。

これは、ポジティブ心理学を提唱したセリグマン博士が提唱している、ごく簡単な方法だ。夜、寝る前に、その日に起きたよいことを3つ思い出して書き出すようにする。 内容は、こころがホッとした出来事なら何でもよい。家族や友だちと話したことや笑いあったこと、道に咲いている花を見てきれいだと思ったことなど、ほっこりとした気持ちになった出来事を書き出す。もちろん、仕事や勉強で成果が上がってうれしかったことや、スポーツで良い成績を上げたことでもよい。

こうしたことを書き出すだけで気持ちが明るくなることが、これまでの研究でわかっている。夜は刺激が少なく、ゆっくりした気持ちになれるが、それだけにイヤな出来事を思い出しやすい時間帯でもある。そうした時間帯に3つのよいことを書き出すと、イヤな考えから離れることができて、前向きな気持ちになってくる。

2021年3月1日 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO69456540W1A220C2TCC000/

なるほど。
確かにせっかく前向きな気持ちになって眠っても、朝リセットされてしまうのだったら、朝前向きな気持ちになって一日を『ロケットスタート』(と動画内でサイトウさんが言っている)した方がお得な気もする。

ただ、その睡眠によるリセットがうまく働けば、の話だ。
だから動画内では、ネガティブな感情を引きずってうまく眠れないなどの場合は、瞑想を併用することが提案されている。

思うに、Three good thingsは、この瞑想の役割なのではないか。
前向きな気持ちで朝スタートするのもいいけれど、ネガティブな感情をThree good thingsによって解消して、良い睡眠をとることができたら、きちんとリセットされて新しい、あらゆる可能性に満ちた一日を始めることができる、と。

結局どちらにしても、大切なのは
①小さくても些細でもいいから、幸せと感じたことをしっかり噛み締めること
②ネガティブな感情を放置するのではなくて、Three good thingsでも瞑想でも、他の方法でもいいから、ちゃんとケアしてあげること
なのではないかと思った。

自分の最大の理解者は自分、でありたいですよね。

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