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さよなら、お弁当箱

サラダの水切りをするスピナーの収納場所に困っていて、あちこち整理していたら気が付いたこと。

我が家はもうお弁当箱を使わない…

もし気まぐれでお弁当を持って出かけようなんて気持ちになっても、使い捨ての容器を使えばいい。また、もし生活スタイルが変わって、お弁当生活が
始まったとしても、その時は新しい気に入ったものを買えばいい。
ということで、整理することにした。

全部引っ張り出して並べてみると、思いのほか思い出深いことに気づいた。
そうなのだ、お弁当って食べる方も作る方も、1日の中で結構こだわりポイントだったりする。食べる側は、中身で一喜一憂するし、特別な時は特別な内容をリクエストしたりもする。作る側も、朝の忙しい時間に、いかに手早く美味しくて栄養バランスのいい、そして見た目も美味しそうで時間を置いても安全なものを作るか、非常に頭を使う。

結婚当初、夫がまだ勤めていた頃に使っていたお弁当箱。
娘が生まれて、保育園の行事の時に使ったもの。
私が社員食堂のない勤め先に転職してから使うようになったもの。
娘の幼稚園、小学校、中学校、高校と、成長するにしたがって、お弁当の量や内容、持って行くタイミングや頻度が変わって、買い替えたもの。
どのお弁当箱にも、はっきりした思い出が残っていて、正直驚いた。そのお弁当箱でどんなお弁当を作ったか、何通りも思い出せるのだ。頑張ってたなぁ、私。

おいしかったよ!
またこのおかず入れてね!
そんな言葉がいかに嬉しかったか、改めて気づいた。

お弁当箱さん達、お疲れさま。
たくさんの幸せな時間をありがとう。

娘が保育園から幼稚園に移って、毎週お弁当の日があるので用意したお弁当箱達も、さようならすることにしたのでパチリ📸。

左は普通のお弁当箱。お弁当箱自体がかわいいと、中身をすごくこだわらなくてもかわいく見える(笑)
右は『暖飯器』という冷蔵庫の反対のようなものに入れるためのお弁当箱。寒い時期にお弁当を保温して置いてもらえるので、プチトマトなんかを入れてしまうと、ちょっとぬるくて残念なことになるので注意。

よくきれいなままで取ってあったなぁ…

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