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Googleフォトと思い出

先日Facebookに告知記事を書いたときのこと。内容とは関係なくていいから、今の自分の心に響く写真はないだろうか…と、Googleフォトをずっとさかのぼっていった。そして目についたのがこの写真。

娘が中学生の時の、文化祭の展示の写真だ。美術部の共同制作で、3年生が原画を作り、1,2年生がステンドグラスアートに仕上げた。美術室の窓を外し、ガラスに下絵を描き、ガラス絵の具で彩色し、余白を黒い画用紙でうめるという根気のいる作業だ。
ただの(というと語弊があるかもしれないが・笑)ごく一般的な学校の窓を、このように変身させた子どもたちの力が、ただただすごいと思った。

一番上の写真を投稿に使ったのだが、当時それを見ました!という方がコメントをくださった。コメントをやり取りしているうちに、当時の色々な記憶がよみがえり、娘にGoogleフォトの写真を見せて、大笑いしたり懐かしんだりした。

Googleフォトを使い始めて10年以上になる。アクセスすれば、すぐに懐かしい写真や、あいまいな記憶を思い出すヒントにたどり着けるのが、本当にありがたい。
そして、自分の興味関心がどのように変化していったかがわかるのも面白い。明らかに中心となるテーマが移り変わっている。

そんな中でずっと変わらず被写体としてよく出てくるのが、
・食べ物(とくにスイーツ)
・空
・仕事の記録
だ。
食べ物の写真は、いつごろどんなスイーツが流行っていたのかがよくわかるなあと、笑ってしまった。仕事の記録は、SNSやブログに投稿するのに必要なので当然として、こんなに空の写真が多いと思わなかった。

noteにも空の写真を投稿したことがあるが、私は割と空をよく見あげているのだと思う。窓を開けて見える景色。運転中に見える景色。外を歩いていて、ふと見上げた空。季節の移り変わりとともに変化する雲。一日の中でも、時刻によって微妙に色合いが変わる空。

住んでいるのがもっと都会だったら、こんなに空を見ることはなかったのだろうか。私の目線の先にある空は、いつも広々と遠くまで見渡せる。何にも邪魔されない空の写真がいつでも撮れる。

下を向いているより、空を見上げる方が気持ちも明るくなる。空を見上げて深呼吸をして。もし気持ちのいい空が広がっていたら、写真が撮れるときはGoogleフォトに、撮れるタイミングでなかったら心のアルバムに、その風景を残して、また一日笑顔で過ごせるといいなと思う。

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