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好きな音楽『REFLECTIONS/VÍKINGUR ÓLAFSSON』(アルバム)

前に書いたかもしれないと思ってざっと記事を見直してみたけれど、書いていないようなので。

ここ数年で、一番聴いているアルバムかもしれない。
ラヴェルとドビュッシーのピアノ曲(の好きな演奏)は、聴いているとまず頭の中が澄み渡るような感じがする。
そして色彩、風や水、匂い、温度、さまざまな五感で感じるものが、脳内にあふれる。

そして現実のあれこれから自分が切り離されて、自分の内面に集中できるようになる。

だから、物を書くときや絵を描くとき、考え事をする時、集中して頭を使うような仕事をしたい時などにもってこい。
つまり一人でいる時は、いつ聴いても心地よいのだ。
そしてもちろん、音に没頭したい時も。

このアルバムの一番好きなところは、ホームセッションの録音。
彼の自宅のアップライトピアノで演奏されていて、マイクをピアノの内部に設置し、打鍵音や息遣いなどが聴こえる=すぐ隣で演奏を聴いているような、温かな温度を感じる。
また、ゲストミュージシャンによるリワークもとにかくかっこいい。
その時の気分で私の心がフォーカスするポイントが変わる、本当にいつになっても飽きることなく繰り返し聴きたくなるアルバムなのだ。

そもそもドビュッシーのピアノ曲が好き、というのもあるけれど、とにかく彼の演奏は私の感性にフィットする。
私は音楽を専門に学んだわけではないので難しいうんちくを語って解説することはできないけれど、とにかく極上の演奏であることは間違いない。

参考記事

見出し画像:Pixabay eluela31

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