見出し画像

できて当たり前ではない

その人の環境によって、自然にできるようになることが違うんだなと最近気づいた。
当たり前のことなのだけど、意識していなかったのだ。

親が当たり前にすることは、子供も自然にまねたり手伝ったりしてできるようになる。
学校や職場の環境によって、当たり前に覚えることはたくさんある。
親が料理好きなら、子供も興味を持つかもしれない。
自転車通学ができる学校なら、自転車に乗るのが上手になるだろう。

また、性格的にコツコツ積み上げることにストレスを感じる人と感じない人がいる。
難しいことを乗り越えることに喜びを感じる人もいれば、それ以前にプレッシャーで苦しくなる人もいる。

自分ができるから誰でもできると思ってしまうと、相手がだめな人のように見えてしまう。
それをする環境になかったら、できるようになるわけがないのだし、個性によって得意なこと、苦手なことがあるのも当然だ。

とくにそれが子育ての中で起きると、子供は頻繁に自分はできない、価値がない、と感じることになる。

頭では分かっていたことだけれど、最近あらためて感じる。
それが分かって生きていると、相手にも、そして自分にも優しくいられるなと思うのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?