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乳がんのこと④~手術まで

前回(6/15)から随分日が経ってしまいました。
続いて手術までのことを書きます。

前回は告知を受けた時のことを書きました。
自分の病状について、これからの治療について、ソースの曖昧なサイトは絶対に見ないようにしていた、と書きましたが、手術のための入院の準備については情報がもっと欲しかったので、主にYouTubeで実際に乳がんの手術をした方の発信を探しました。病状が人それぞれ、手術内容も、入院期間も人それぞれということを頭に置いておくことを忘れないようにしながら、入院生活(前後も含め)、用意しておいた方がいいものなど、実用的な情報を集めました。

私は入退院日を含め4日間の入院だったので、まず傷を抱えた状態で家で療養するのに、事前に用意しておいた方がいいものや家族と話し合っておくことがないかが気になっていました。病院からも術後の衣類(特に下着)についての指示と、生活についての説明はありましたが、生活については「みなさん普通に生活されてますよ!家事も普通にされてるみたいですよ。」と噓のようなことを言われ、Youtubeで集めた情報とかなり認識が違うなぁと思いました。私の場合部分切除だったので、余計にそういうお話になったのかもしれませんが、実際は普通に家事をする気持ちになれませんでした。(誰も助けてくれる人がいなければやったかもしれませんが…この辺の話はまた術後の話として書きますね)

下着は病院で指定されたものを入院中は着用しましたが、前開きハーフトップのような形のもので、脇繰りの部分がリンパ節のところの傷に触れていたかったので、退院後はカップ付きのキャミソールにしました。
パジャマは1日300円でレンタル利用。4日間の入院なら、それで洗濯の問題は解決です。

その他あれこれと持っていった方が良さそうなものを用意したり、仕事のきりをつけたり。術後の入浴の手間を考えて、美容院にも行きました。
また、全身麻酔で気管挿管をする関係で、ぐらつきのある歯があると抜けてしまう可能性があるため、事前にチェックしてもらうよう指示がありましたので、歯医者にも行きました。

手術2週間前からは完全に引きこもっていました。コロナ感染対策です。感染してしまうと手術できなくなる⇒再予約すると随分先になる⇒病状が変化してしまう恐れ、ということで、とにかくピリピリしていました。浸潤してしまったら手術の内容も変わるし、転移の確率も上がる。その後の治療も変わってくるかもしれない。とにかくおとなしくしていよう…と思っていました。
これがコロナ前だったら過ごし方が違ったのかもしれませんね。全身麻酔ということで、少なからず「もし万が一事故があって目覚めなかったら…」という想いがありました。だから会いたい人には会っておこう、と思ったかもしれません。

5/23 画像診断(記憶が定かでないが、多分マンモグラフィ?)
6/7 診断結果、手術に向けての説明とチェック
6/10 麻酔外来、入院前サポート(生活、投薬、食事のアレルギー、その他気になることなどの確認も含め)
6/20 PCR検査
6/21 入院(夕食まで普通に生活、夕方センチネルリンパ節生検のための注射、夕食後から翌日朝までにOS-1を3本飲む)
6/22 手術(2番目。待機のために夫が来院、手術前にちょっとだけ話す)

告知後のスケジュールはこんな感じでした。

次は手術のことを書きます。

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