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今日の居心地いい色、悪い色

好きな色は何?と聞かれて即答できるだろうか。

即答できる人はその色を、できない人は比較的選びがちな色を適当にひとつ選んでみてほしい。その色はあなたにとって好ましい色であることは確かだ。

ただ、その色が今心地よいかどうかというのは別の話だ。いつもならこの色を見て不快になることはないはずなのに、今日はどうも嫌な感じに目についてしまう、ということはないだろうか。一度袖を通したニットの色がどうも気になって、落ち着かなくて脱いでしまう、というようなことは。

そんな時、その色からイメージするもの、言葉をいくつも書きだしてみよう。誰に見せるわけでもないので、本当に思いつくままでいい。
例えば今日の私、赤がどうも目についてしかたがない。ソワソワしてしまう。頭に浮かぶ言葉は『エネルギー』『頑張る』『戦う・闘う』『進む』『動く』だ。逆に心地よく感じるのは青。頭に浮かぶ言葉は『癒し』『リラックス』『広い』『果てのない』『自由』『時間が止まる』。

こうやって言葉を並べてみると、今現在の私はエネルギーに満ち溢れたような状態とは言い難い。何かを頑張ろうとか、やる気に満ち溢れているとか、わくわくするとか、そういう感じではない。もし飲み会などに誘われても、ちょっとそういう気分ではなさそうだ。リラックスして、何にも追い立てられることもなく、ゆったりしたい、といったところか。実は昨夜ウトウトしては夢を見て目が覚める、をずっと繰り返していて、ほとんど眠れていない。そりゃゆったりしたいだろう。

この記事の見出し画像は、先日アートセラピーの講座で水彩絵の具を使ったので、片付ける前にその日に心地いいと感じた色を重ねたものだ。
この日も青がベースになっているが、黄色がポイントになっている。講座が楽しかったからかもしれない。今塗るとしたら黄色は選ばないで、多分青と白の2色になる気がする。

昨日も少し書いたけれど、自分のことはわかっているようでわかっていないものだ。こうやって色に置き換えてみると、客観的に自分の心を眺めることができる。色彩心理の一番簡単な使い方なので、もし1色が目についてしかたがないとか、その色ばかり選んでるとか、何故か印象に残る色があるときは試してみるとおもしろいと思う。

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