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別れの実感は急にこみあげてくる

急に寂しくてたまらなくなった。

彼女との出会いは2019年6月。
講師をしている友人の生徒さんだった彼女からの、グリーフケアに関心を持っているというメールだった。

それからいつの間にか4年以上の月日が流れて、彼女は私にとってとても大切な仲間となっている。
一緒に泣いて笑って、頭をひねって色々なことを考え、チャレンジもしてきた。
そんな彼女が来月、引っ越してしまう。

会えなくなるわけではないし、今はZoomという便利なツールもあって、きっとまた長々と泣き笑いのおしゃべりをするのだと思う。
それでも、いつでも会えると思っていた今が当たり前ではなかったこと。
その事に気づくのは、いつも失う時だ。

私は彼女との『いつでも会える』を失うだけだけれど、彼女はたくさんの『いつでも会える』を失う。
行きつけのお店も、散歩コースも、通った場所も、全部失う。
これをグリーフと言わずになんだと言うのか。
改めて、死別以外の喪失の重さを感じる。

昨日、『ふらっと出かける』がYouTubeのおすすめループに負けていることを書いた。

負けている場合ではない。
ふらっと、彼女の住む街まで出かける位のフットワークの軽さを取り戻さなくては!!


彼女が教えているクラフトのひとつ
『ディンプルアート』。


一緒に開催した『ハスワーク®』のワークショップ
グリーフワークのひとつとして初の試みだった

昨夜偶然、素敵な場所の情報をもらった。
ちょうど私の住む街と、彼女がこれから住む街の間……彼女の方が近いか(笑)
あんな空間で一緒にまた何かできたらいいな。

失うものもあるけれど、新しい世界も開ける。

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