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自分らしさが分からない人は、周りが気になる人だ

この言葉を、最近複数の人から聞いた。
周りの目を気にして自分の行動を気にしているうちに、本当に自分がしたいと思うことよりも、他人の反応がいいこと、批判されないことなどの「周り」を気にした行動をとるようになり、いつしか自分がしたいこと、選びたいこと、自分らしいこと、が分からなくなってしまうということだろう。

空気を読むことを当たり前のように求められてきた日本社会で、自分らしさが分からない人が量産されてしまったのは当然の結果ということか。
みんながみんな空気を読んで行動していたら、個性がどんどん薄まって、画一的な面白みのない集団になってしまう。
そして個人の人生の満足度、幸福度も高くならないだろう。

多くの人が周りを気にした言動をとっている中で、自分だけが自分を貫いた言動をとるというのは、なかなか勇気がいることだ。(私にとっては)
出る杭は打たれる、なんてことも覚悟しなければならない。
あの人変わった人だよね、なんて陰で言われて遠巻きにされてしまうかもしれない。
それでもこれだけは譲れないということ、抑えられない好奇心、ここでこの行動をとらなかったら絶対に後悔するという直感があるときは、自分を貫くしかない。

自分らしさが分からない、と悩んだ時は、自分はこれまでにそういう想いで行動をしたことがなかったかを考えてみるといいかもしれない。
周りの目にとらわれず、自分の中の衝動で行動したものが思い出せたら、そこに自分らしさのヒントがあるのではないかと思う。


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