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子宮全摘出体験談だよ《前編〜診察と術前検査》


手術自体も上手くいき術後の経過も良好で先日最後の傷口チェックが終了しましたので、特記事項はないのですが女性の皆様にとっては無関係の話しではないかなと思うので参考になればいいなと思い書き残すことにしました!


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子宮筋腫は良性のしこりです。
ちいさなものを含めると女性の20〜30%にみられるそうです。
小さくて無症状の場合には治療の必要はありません。
できる場所や大きさによって症状が違います。

・ 漿膜下筋腫しょうまくかきんしゅ……子宮の外側に発育する筋腫
・ 筋層内筋腫きんそうないきんしゅ……子宮の筋層内に発育する筋腫
・ 粘膜下筋腫ねんまくかきんしゅ……子宮の内側に発育する筋種

主にこの3種類に分類されるそうです。


主な症状は、月経量の増加や月経痛の悪化、不正出血(月経時以外の性器からの出血)や不妊の原因になることがあったり、頻尿や腰痛、貧血
などのようです。



私の場合、出産後の健診で子宮筋腫がみつかりました。(今から約8年前くらい)
できた箇所的にそんなに症状が出なかったこともあって先生からもまぁ一年に1回定期検診して様子見て〜くらいで説明されてたので気にもしてませんでした。

元々月経痛もほとんどないほうなのと、育児に追われて(言い訳)そこから6年ほど放置してました(^_^;)
腎臓に慢性の持病があるので内科にずっと通院してるのですが、一昨年くらいから貧血の数値が悪くなってきてフラつき目眩、体のだるさなど色々症状が出てきてしまい、一度婦人科で診てもらったらとのことで婦人科に。
内診してもらうと筋腫がけっこう大きく6センチ超えになっていました💦
一年で1センチずつくらい成長してたみたい。
MRIを撮ってみると背中側に迫り出している形で、腸と膀胱が圧迫されている!!
(頻尿だったのはこのせいだったのか…)

けっこうな大きさで症状もあるため、どうするか先生から打診がありました。
人によっては10センチをこえる大きさになっても対処療法で様子を見たりもするようです。
治療方法は大きく分けると薬物療法科か手術療法です。
先述した通りすでに持病があるのと、まだ閉経までかなりの年数があるため薬物療法はあまりオススメではないとのこと。
実質手術一択に。
内心、(え…手術…?絶対痛いやつじゃん、やだやだ)と思いつつも大人なので「ふむふむなるほど〜」みたいな感じで聞きました。

手術は子宮を残して筋腫だけ取り除く方法と子宮ごと摘出する方法があります。
端折ってますが初診から治療説明までに数ヶ月経ってるのでその間手術についてネットで調べまくりました。
術後の癒着で腸閉塞になる可能性に怯えまくっていた私は、全摘のほうがリスクが少ないと説明され全摘を決断。
もちろんそれだけの理由ではなくて、
 ・もう出産する可能性がないこと
 ・月経がなくなるので貧血改善の見込みがある    こと
 ・卵管、子宮、子宮頸がんになる可能性がなくなること
 ・筋腫の再発、その他の子宮の病気がないこと

などの説明を納得するまで色々質問させてもらいました。
全摘の1番のデメリットは出産ができなくなることなので、少しでも可能性のある方は筋腫のみの摘出が良いとのことでした。
ちなみに全摘出しても卵巣は残すので、ホルモンバランスは変わらないとのことで安心でした。

その後は手術に向けて、全身の検査です。
まずは血の止まりやすさ(固まりやすさ?)をチェック。
耳たぶを切って血を流したまま何分で止まるかを調べます。これけっこう痛いです。笑
心臓に問題はないか、呼吸器に問題はないか。
色々な器具を使って検査していきます。
レントゲンも撮りました。


一通りの検査が済んで、問題が無ければ手術に向けての準備が始まります。
まずはレルミナと言う内服薬で、手術の際に摘出しやすいよう筋腫を小さくするために女性ホルモンを下げて手術までの数ヶ月生理を止めます。
ホルモンバランスを変える薬なので、けっこう副作用が強めで。
飲み始めて数日は頭痛がひどかったです。
そのうちにほてりが出てきて(更年期のホットフラッシュのようなもの)めちゃめちゃ暑がりに💦ちょうど夏だったのでずっと汗かいてました😂
あとなぜか少し痩せました。笑

術前検診で筋腫が小さくなっていることを確認できたらいよいよ入院です!!


ここまでが入院するまでの流れです。
次回、後編で入院と手術のお話しになります😊
読んでくださりありがとうございました✨


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