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保育園落ちた。死んでたまるか死闘編【第3R】

(前回からの続きです)

3人目の妊娠が判明してからは怒涛の日々でした。
保育園と保育ママに上の2人を預け、仕事を続けながら産婦人科に通いながらの「引っ越し先探し」が始まりました。

なんで引っ越すかって? 
そりゃ当時住んでた2LDKのハイツで3人の乳幼児を育てるのは厳しすぎたからです。

ニッポンの都市部の「庶民の」住宅事情は、実に子育てに向いていません。

東にギャン泣きする赤ちゃんあれば、「うるさい黙らせろ」と言われ

西に「ギャー!!」と叫んでドタバタ走り回る幼児あれば、階下に住む人が鬼の形相で怒鳴りこみ

南に家の前でボール遊びする小学生あれば、公共の場所で遊ぶなと怒られ

北に保育園あれば、騒音苦情が殺到し住民による反対運動が起こり

褒められもせず...

...なんだか書いてて泣きたくなりました。

いや、こんなことでめげてはいけない。

3人の子どもらが窮屈な思いをせず、のびのび育つことができる「新天地」を探すのだ。

そんな思いを胸に不動産会社を回り、当時住んでいた都心に近い場所から離れ、緑がいっぱいの公園の傍にある家を見つけて、引っ越しする予定を立てました。

3人目の出産予定日の2か月後に引っ越しする予定で動いていたのですが、そうなると「引っ越し先」で保育園を探さなくてはいけない。

こりゃ大変だ!と。

ワタシが第1ラウンドで経験したのは、前の住所の自治体の保育園申請であって、これから引っ越す先の自治体の保育園申請がどんなものか、何も知らないわけです。
申請書に書くことだって当然自治体が違えばいろいろ違うだろうし。

わぁ~~~~~! めちゃくちゃ大変じゃん!!

と軽くパニックになりました。

しかもです。

保育園申請時期は11月。
その時はまだ生まれてないんですよね、3人目。早生まれなんで。

つまり。
「まだ生まれていない子どもの「0歳児保育」の入園を申請する」
と、いうエクストリーム申請をしなくてはいけない。

ど、どうすりゃええんじゃぁ~~~!!!


保育園落ちた。死んでたまるか死闘編【第4R】へ続く

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