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心の火を強くともそう



息子が久しぶりにキレました。


前髪が当たって額がかゆいとのこと。

乾燥炎でかゆみがひどく
寝られないのに
かゆみ止めを飲み忘れたようでした。


自分の髪の毛を引っこ抜きそうです。

わたしはなるべく平静を装って
話しかけました。

会話をしながら
クールダウンです。

キレた原因を聞き
対策を一緒に考え
対応案を示します。

その頃には
息子も落ち着いてきました。

最近はわたしの声に反応するし
すぐに落ち着くようになりました。



久しぶりの感じに
毎日こうだったことを思い出しました。

前は、こうはいかなかった。

いつまでも息子の怒りはおさまらず
怒りをコントロールできずに
手近なものに当たっていました。

ずいぶん成長したものです。




息子の反抗期(不登校)と
夫の会社のパワハラと闘って
わたしはうつ病になりました。


相討ちだったのか勝ったのか?

夫には
やっと会社を辞めてもらい

息子は
無事に高校進学できました。



わたしは力尽きて
うつ病になったと感じています。


今回のうつ病の後遺症が

《破壊行為に敏感になった》

ということなのかもしれない
と思いました。


前は気にしていなかった
夫の八つ当たりに敏感になっている。

娘のちょっとしたことに
すぐに動揺する。



どうすればいいか?

考えました。




地雷だと感じるものを特定する。
刺さることと平気なことを見極める。

それはわたしの地雷だと伝える。


地雷が来た時は
特に心の盾を厚くする。

心に傷がつくのを防ぐ。


心を強く保つ。
心の火を大きくともす。


この3つで
対応していこうと思います。




うつ病とは
心の炎が小さくなることだと思います。

今のわたしは
消えかかったろうそくのよう。

ほんの少しの風でも
消えてしまいそうです。


本来、心の火とは
焚き火、暖炉、たいまつのようなもので
そう簡単に消えるものではありません。

太陽のような人もいることでしょう。


その中で
うつ病にかかってしまった人は
心の炎が小さくなっていきます。

食欲、睡眠欲が消え
感情が失われていきます。

消えそうなその炎は
そよ風や吐息でも揺らぎ
小さく消え入りそうです。


そんなに小さな炎では
時に突風の吹く我が家では
火を保っていくことはできません。



わたしにできることは
心の火を強くともすこと。


『心の炎に薪をくべよう!』

そう決めました。



薪はわたしの好きなもの。

ピアノ バイク
音楽 ピース

運転すること
ステッチすること

そして、書くこと



好きなことは気兼ねなくやろう。

それは
わたしの心の火を大きくするものだから。



突風にも負けない炎を。

娘の反抗期と闘おう。
夫の八つ当たりに対抗しよう。
息子の怒りに対応しよう。

「消えたい」と思わない
強い心で挑もう。


《我が家》という船の
舵を取ろう。

船長はわたしだ。




スクールカウンセラーの先生が

あなたのように
人の心に寄り添おうとする人は

時に【投影】といって
相手はそう言っていないのに

あの人はこう思っているかもしれない

と思い込むことがあると
教えてくれました。


バイクは本当に何かありそうですが
(ぼんやりRADIOさんが教えてくれた
 拗ねている説が一番しっくり来ます。笑)

ピアノは何か言われたことはありません。



そう思うと

弾くことに気兼ねは要らない

そう思えるようになったのでした。



***



生きていることに
気兼ねは要らない。

わたしが存在していることに
気兼ねなんか要らない。


わたしはわたし。

そう、わたしなんだ。


誰も「消えて!」なんて言ってない。
わたしは精一杯闘ってきてる。


自分から
心の炎を消してはいけない。

悲しくなった時は
心に薪をくべて

また元気を取り戻そう。



ここに
また闘うことを宣言します。


無理はしません。

困った時は
noteのみなさんに相談します。


がんばりません。

好きなものと暮らします。


生きていきます。







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