見つけてくれてありがとう note2周年
ピアノソロ 君の名は。
music by RADWIMPS
三葉のテーマ
作曲 野田洋次郎
採譜・ピアノアレンジ 大宝博
三葉のテーマ。
映画『君の名は。』の曲。
映画を観に行った帰り。
この曲が頭から離れなくなった。
「この曲を弾きたい!」
強い想いが湧く。
覚えていたフレーズを
キーボードで弾いてみる。
「ちゃんと弾きたい!」
ついに…
何年ぶりだろう。
楽譜を手に入れた。
前に買ったのは
学生時代。
それほど
「この曲を弾きたい!」
という衝動は強かった。
映画『君の名は。』
観に行った人も多いだろう。
わたしは
あまりに人気なので
反対に、初めは行かなかった。
子どもたちと
観に行ったのは
公開後、だいぶ経ってから。
映画館で見終わって
3人で顔を見合わせて
紅潮した顔で言い合った。
『もう一度、観たい!!』
「3人でもう一度観ると
DVDと同じくらいの値段だね。
DVD出るの待とうか。」
『そうだね!』
それから一年。
ロングランが続き
DVDはなかなか出なかった。
サントラを先に手に入れ
出かけるたびに車の中で聴く。
ある曲が流れる。
『この曲。カフェで流れる曲!』
娘と目を見合わせ
パッと笑顔になりながら声を揃える。
『天井の木組みがいいね。』
映画のセリフを一緒に言って笑う。
今も
「一番好きな映画は?」
『んー。君の名は。かなぁ。』
「おんなじだね。」
と2人で話す。
何がそんなによいのか。
上手く説明できないけれど…
映画のストーリーと音楽が
記憶に刻まれている。
あのシーンのあの曲。
曲を聴くと
その場面が鮮やかによみがえる。
あのせつなさ。
胸をきゅうっと締めつけるような
あの気持ち。
あの心もとなさ。
手を伸ばしても
どうしてもつかめない感じ。
あの記憶の片隅の…
でも
諦めきれない気持ち。
noteの世界にいると
『君の名は。』のことを
よく思い出す。
あの
手を伸ばしてもふれられない感じ。
実は
noteでもよく感じて
それもあって
よく映画のことを思い出す。
今日わたしがnoteをやめたら
明日から
noteの世界にわたしはいない。
今日あなたがnoteをやめたら
明日から
noteの世界にあなたがいない。
映画で感じたのと同じ気持ち。
寄る辺なさ
心許なさ
明日いないかもしれない。
それは
現実世界でも
同じことなんだけど
どこの誰なのか
名前も顔も知らない人を
noteの世界以外で見つけることは
さすがにできないだろう。
そう思うと
noteを開くたび
「今日もいてくれてよかった。」
と心からそう思うのです。
わたしのことも
そう思ってくれている人が
いるかもしれないから…
だからこうして
noteに文字を綴っています。
note2周年。
そんな気持ちがリンクする
映画の中の曲を弾きました。
これからも
心に残る記事、心に響く音を
届けていきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。
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