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食生活アドバイザーの勉強方法(3級&2級共通)

勉強なんて久しぶりで、何度も諦めかけた私が、最終的に持ち直して合格できた勉強方法などを書いていきます。

受けようと思った経緯や失敗談なども混ざり長くなりますが、お付き合いいただけますと幸いです(✿◡‿◡)💦


資格挑戦の経緯

*食生活アドバイザーを取ろうと思ったきっかけ

それはズバリ、「健康志向に目覚めたから」です。
健康的な生活を送りたいと思った時に、まず整えたいと思ったのが食事でした。世の中にはいろいろな情報が、有難すぎるくらいの量で溢れかえっていますが、結局、バランスよく食べていくためには、栄養素、ビタミン、ミネラルなどをきちんと理解することが大事だと思いました。健康によいと言われるレシピを参考にしても、どの食材をどうルーティーンするかは自分なので、栄養素の特徴を理解したうえで、その辺のバランスを取れるようになりたいと思いました。

*なぜ食生活アドバイザーを選んだか

栄養について学べる資格はいろいろありますよね。
その中でなぜ、食生活アドバイザーを選んだかというと、「社会人の私が、学びたいと思っていることを学ぶにはこの資格がぴったりだったから」です。

学びたいと思っていたこと:
栄養素、ビタミン、ミネラルなどの基礎知識、消化吸収の仕組み など
とにかく超超超ベーシックな基礎を学びたいと思っていました。

*栄養士についても悩んだ

実のところ、栄養士を目指して、専門学校や短期大学など、社会人でも通える学校がないか、真面目に探しました。
「〇代 社会人 栄養士になるには」とか、「社会人 栄養 学校」とか、時には弱気になって、「〇代 栄養士 意味ない」などネガティブなことも・・いろいろなワードを検索しました。
しかし、栄養士を目指せる学校は昼間に通うしか選択肢がないことが分かり、現実的に難しいため、潔く諦めました。
そのほか調べているうちに、野菜ソムリエ等、食にまつわる資格の情報を見て、路線がずれかけましたが、私が学びたいのは栄養素など基礎中の基礎だと確信したので、ひとまず食生活アドバイザーに挑戦して、その他の資格については、そのあとに考えることにしました。

*世間の「食生活アドバイザーは意味ない」という声について

食生活アドバイザーという資格について調べていると、この資格は取っても意味がない、無駄になるだけだ、という声を多々みかけました。
ただ、私個人的に、その理由が共感できるような内容ではなかったこと、改めてテキストの内容を見ても、やはり自分が知りたいことが載っていたので、私は受けてみることにしました。

使用したテキスト

*メインで使用したテキスト(2冊)

3級も2級も出題範囲は同じなので、併願される方は2級テキストのみで良いかと思います。

ほとんどの勉強時間に、この公式の本を使用しました。
勉強を終えてみて、2級テキストの問題集は必須、基礎テキストの問題集はなくてもよかったかなと思っています。
たま~に、2級テキストの問題集で、文章の意味が分からないときに、基礎テキストではどう説明されているか?を見てみると理解ができた項目も実際にありましたので、持っていたら役に立つこともあると思いますが、私個人の感想としては、必須ではなかったなと思いました。

*サブで使用したテキスト

どちらも最後の追い込みで使用しました。
後ほど「勉強スケジュールで後悔したこと」でもお話しますが、時間がない方はとにかく公式のテキスト、問題を解かれることをおすすめします。

*過去問題集(公式)

食生活アドバイザー®検定試験 科目別過去問題集

勉強の流れ

おおまかな勉強の流れはこんな感じでした。

  1. 公式のテキストを、とりあえず1周読み切る。
    ⇒分からない単語や理解が難しい文章も一旦はスルーしました。

  2. 2周目を読むときに、1周目で分からなかった言葉や文章の理解に努める。この時に、暗記できる単語は覚える。

  3. 3周目は、ひたすら暗記!!!

  4. 公式のテキストを読むこと、内容を理解することに余裕が出てきたら、他の出版社のテキストも使って、さらなる内容理解に努める。

  5. 過去問題集を解く。
    解説を読む時間や、復習時間の確保も忘れずに!!

具体的な勉強方法

今回私が行った、具体的な勉強方法をお伝えしていきます。

*勉強方法①ノートにまとめる

社会人生活約10年を経て、久しぶりの勉強です。
はて・・勉強・・・勉強ってどうやるんだっけか(✿゚▽゚)?チーン

はい、一旦完全消沈しました。
が、、気を取り直して、過去の勉強体験を振り返ってみました。
教科書の内容を自分なりにノートにまとめてみる」ことをやっていたなと思い出し、とりあえず再現してみることにしました。

この時はまだ2024年1月で、新年迎えたばかりということもあり、気合十分です。出来るだけ綺麗な字で、ペンも色んな色を使ってみながら、ノートにまとめる作業を始めました。
しかーーーーし、、、!
しょっぱなから見慣れない単語、すんなり入ってこない教科書の文章たち・・最終的にはノートに綺麗にまとめることにも疑問浮上・・ただのテキスト丸写し状態に・・・!
結果、3日坊主になりました(ಥ _ ಥ)チーン

*勉強方法②とにかく書く!

気を取り直して、改めて考えてみたときに、頭で理解することはもちろん、試験に合格するには「暗記」がマストであると再認識しました。
そこで、使い道がなくなっていたノートやルーズリーフ、レポート用紙などを準備しました。(A4、B5、合わせて5冊くらい・・!意外と大量にありました。新しいものを買わず、部屋の掃除にもなって一石二鳥でした🤣)
そこに、赤字の単語やイラストをとにかく書きまくって覚えました。
意外とこれが私には合っていました。

久しぶりに鉛筆を使って勉強しましたが(これも過去に受けた試験のために購入したきり、眠っていたもの)、勉強へのストレスが高くなればなるほど、鉛筆を削る作業までもが癒しになっていました(笑)

*勉強方法③ニュースを見る

偶然にも、受験日近くの日程で、景品表示法やウエルシュ菌などのニュースを見聞きしました。また、ちょうど見ていたドラマでも、勉強していた食中毒菌の名前が出てきたりしました。普段はそもそも知らない単語なので耳にも止まらないですが、勉強していたので「あ!これは!(((o(*゚▽゚*)o)))」とテキストで改めて知識確認することにも繋がりました。また、テキスト以外のところで覚えた単語が出てくると、私の場合ですが、必然的に脳がいつもと違う経路でその単語を理解しようとするので、より理解が深まるきっかけにもなったと思います。
テストの前だけでも、ニュースを見てみるとプラスになるかもしれません。

*勉強方法④直近の模範解答を見てみる(2級の場合)

FLAネットワーク®協会の公式ホームページには、直近の試験の模範解答が載っています。
こちらの2級の記述問題の解答を見てみるだけでも、こんな問題が出たんだ~と勉強になると思います。(私は試験数日前に見て、えっ・・こんなの書けない・・😱と焦って自信失いかけたので、2週間前くらいに見ることをお勧めします!!w)

*勉強方法⑤漢字(筆記)の対策はマストで(2級の場合)

私の中で多かった間違いは、分析の「析」を、てへんの「折」と書いていたり、カタカナではありますがアニサキスをアニキサスと覚えていたり、、凡ミスが目立ちました。実際に書いてみることで気が付くことが多かったです。

また、2024年7月24日現在、公式ホームページの模範解答にも掲載されている通り、実際の試験で「垂直」という漢字を記述する問題がでました。
「すい直陳列」だと答えは分かったのですが、垂という漢字を書いてみたら、「垂」の横棒が1本多かったような気がしてきて、何回も2パターンを書きまくって悩みました。結局最初に書いた方(正しい漢字)にして、無事に点数が取れましたが、こんな風に緊張状態にあると、いつもは何とも思わなかったところで「あれ?もしかしたら違う・・?」と無限のループにハマってしまうこともあるので、できる限り対策をしておくと安心だと思います。

勉強スケジュールで後悔したこと

*科目別問題集(公式)のボリュームを甘く見ていた

これは大失敗談の共有です。
やらかしたのは、公式の科目別問題集です。
試験前に、一番重きをおいて繰り返しやる予定だった問題集です。

まず、試験申し込みの時に一緒に注文して、3月ごろに受け取っていました。が、受け取ってからは本棚の目につかないような所に保管していました。これが事の始まりでした。いつの間にか私の頭の中では、実際のテストと同じ問題数(90分で解く問題数)が1回分あるくらいのボリュームと思っていたんです。

ところが!開いてみたらもっともっとボリュームがありました・・。
というかまず、テキスト自体の厚みが、いつしか形成されていた記憶の10倍くらいありました・・。
3級も2級も、このテキストに辿り着いたのは試験前日の17時!!!
(ユーキャンや、ナツメ社の巻末問題?もやり始めてしまって、時間は予定よりもかなり押していました。。本来であれば、1~2週間前(一番の理想)、無理なら金曜日、遅くても、前日の土曜日朝から模擬テキストをやって、繰り返し2~3回は解く予定でした。それでも、時間的余裕があるくらいの気持ちでいました。
まさかのテキストボリューム確認不足、、これは予想しなかった・・・(;´༎ຶД༎ຶ`)

次の日は朝早いし、もう時間がない!!!

緊急事態で、夜ご飯を食べながら、湯船につかりながらも解き続けました。
夜22:30頃、一旦諦めて寝ました。翌朝(試験当日)早く起きて続きを解いて、無事に全部解き終わりましたが、言葉の意味的なところで間違えてしまった問題も多く、試験を目前にして若干弱気になりました。が、80~85%は取れていたので、とにかくもう60%以上とれれば良しとしました。(←睡眠不足、短期とはいえ継続的な精神的ストレスが重なり、正常なメンタル失ってましたw)

そんなこんなで、慌てて解くことしか出来なかった過去問題集ですが、あれはやっておいて本当によかったと思います。
ひっかかりやすい言葉の言い回しって誰にでもあると思うのですが、そこの点も、公式の過去問題集では大きな対策ができました。迷っている場合は、こちらの問題集を優先的にやることをオススメします。
時間は余裕を持って、2~3日は確保しておくとよいかと思います。
もちろん、1週間前とかにできる方は早いうちからやれたらそれに越したことはないと思います。

以上が受験の経緯~勉強方法です。
受験を検討している方、これから受験される方のご参考になれば幸いです(❁´◡`❁)
長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました。

SACHI



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